グリフィン・コラピントとカリッサ・ムーアが優勝。五十嵐カノアは9位!CT第6戦サーフランチプロ 

ライター: WAVAL

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グリフィン・コラピントとカリッサ・ムーアが優勝。五十嵐カノアは9位!CT第6戦サーフランチプロ 

Photo by Pat Nolan/WSL

・カリッサ・ムーアとグリフィン・コラピントがサーフ・ランチ・プロ 優勝
・キャロライン・マークスとイタロ・フェレイラが準優勝
・イーサン・ユーイングあg2度のイベント優勝を誇るガブリエル・メディナを下す

レモア、カリフォルニア、USA – 本日、カリッサ・ムーア(HAW)とグリフィン・コラピント(USA)は、カリフォルニア州レモアで開催されたワールドサーフリーグ(WSL)2023チャンピオンシップツアー(CT)の#6「サーフランチプロ Presented by 805 Beer」で優勝を果たし、共に世界ランキング1位に。キャロライン・マークス(USA)とイタロ・フェレイラ (BRA)は、卓越したパフォーマンスを披露し準優勝を獲得した。

CTサーファー達は次の2023年CT第7戦「Surf City El Salvador Pro Presented by Corona」に向け、中米に目を向ける。またRip Curl WSL Finalsまであと4イベントとなり、選手達はWSL Final 5への出場権獲得に向けプレッシャーを感じ始めている。

グリフィン・コラピントが今シーズン CTイベント初優勝を飾る

グリフィン・コラピント(USA)は、2019年ワールド・チャンピオンのイタロ・フェレイラ(BRA)とのファイナルでベストリザルトを残した。コラピントは、エクセレントな8.70とバックアップ7.83をスコアし、力強いスタートを切った。しかし、フェレイラは8.70と、バックアップ8.13をスコアしてトップに。コラピントは、ビッグスコアが必要だったが、ほぼパーフェクトな9.70を記録した。

グリフィン・コラピント「カリフォルニアのCTで優勝することは、全てに意味がある。特にここでは誰もが同じ機会を得ることができる。たくさんのハードワークをこのために費やしてきたんだ。友人や家族もみんな来てくれているので、彼らと一緒に優勝できて本当に嬉しい。あのファイナルはとてもクレイジーで、イタロ・フェレイラが転ぶのを願うよう思いだったよ。自分が世界ランク1位になったなんて今まで知らなかったし、イエロージャージを着れるなんて、とんでもない気分だね」

コラピントのファイナルデーでの完璧な1日は、今回好調のヤゴ・ドラ(ブラジル)を破るという衝撃的な勝利で始まるなど、ブラジルのトップ選手たちと対戦。さらにセミファイナルでは、世界チャンピオンでディフェンディング・ウィナーのフィリペ・トレド (BRA)を退け、この日最大の番狂わせを演じた。

 

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カリッサ・ムーア、サーフ・ランチ・プロで2度目の優勝

グリフィン・コラピントとカリッサ・ムーアが優勝。五十嵐カノアは9位!CT第6戦サーフランチプロ 
Carissa Moore Photo by Aaron Hughes/WSL

5度のワールド・チャンピオンに輝いたカリッサ・ムーア(HAW)は、Surf Ranch Proで2度目の優勝を果たし、今シーズンのCTイベント3勝目を飾った。ムーアは今年、素晴らしい活躍を見せ、サーフシティ・エルサルバドルプロでは、再び黄色のリーダージャージに袖を通すことになった。2020年の東京オリンピックでの金メダル、28回目のCT優勝実績を持ち世界ランキング1位のカリッサ・ムーアは、来るパリ・オリンピックへのクオリファイとWSLファイナル5への出場権確保に向け、順調に歩を進めている。

カリッサ・ムーア「こんな素晴らしい選手たちと表彰台を共にできるてとても名誉です 。アスリートとして私たち全員が、ただ自分の可能性を最大限に発揮しました。こんなにうまくいくとは思っていなかったので、本当にうれしい。サーフランチはパーフェクトな波なんだけど、乗るのは難しいんです。タイミングがつかめなかったけど、緊張もとけて、とてもいい感じにサーフィンできました。」

ムーアは、ファイナル最初のライディングで8.60(10点満点)を記録し、このスポーツの天才の一人であるキャロライン・マークス(USA)に大きなプレッシャーを与えることに成功したのです。ムーアの7.93のバックアップ・ライドにより、マークスは2ラウンド目の波でオール・オア・ナッシングの状況に陥った。マークスは最後のトライで空中に出たが、ランディングで転倒。スコアは彼女の要求には及ばず、ムーアが再び勝利を手にした。

イタロ・フェレイラが大活躍

イタロ・フェレイラ は各セクションへの爆発的なアプローチを披露し、危険なコンペティターであることを皆に知らしめた。

イタロ・フェレイラ 「長い一日だったけど、ここ数日の自分のパフォーマンスにはとても満足しているよ。グリフィン・コラピント、キャロライン・マークス、カリッサ・ムーア、みんな今日の演技で全てを出し切ったね!私はこのメンバー達の一員になれて幸せだよ。応援してくれたファンの皆さん、有り難う御座います。」

フェレイラは、準々決勝で現世界ランキング1位のジョアン・チアンカに勝利し、ファイナルデーのキャンペーンを開始した。準決勝では、ガブリエル・メディナを破ったばかりのイーサン・ユーイングと対戦。ユーイングは、セミファイナルの最初の権利でパーフェクトに近い9.03を記録し、フェレイラにプレッシャーをかけた。しかしフェレイラもすぐに応戦し、爆発的なサーフィンで8.43と8.17を2本続けて決めてリードを広げた。ユーイングはバックアップをスコアしきれず、フェレイラの勝利となった。

イーサン・ユーイングが2度の優勝経験を持つガブリエル・メディナを撃破

イーサン・ユーイング(AUS)は、クオーターファイナルで3Xワールドチャンピオンで2度の優勝経験を持つガブリエル・メディーナを倒し、この日最大のアップセットを達成した。ユーイングは9.07とバックアップ7.60をスコアしメディーナを圧倒。これはメディーナがファイナルに進出できなかった、初のSurf Ranch Proとなった。

五十嵐カノアは9位。世界ランキング17位へ。

五十嵐カノアは初戦から素晴らしい演技を見せるも、敗者復活戦にまわりイタロ・フェレイラに惜しくも大逆転で敗退。本イベントで9位となり世界ランクを3つあげ、17位へランクアップした。

ALL THE HIGHLIGHTS // Surf Ranch Pro Presented By 805 Beer

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グリフィン・コラピントとカリッサ・ムーアが優勝。五十嵐カノアは9位!CT第6戦サーフランチプロ 

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