イザベラ・ニコルズとコール・ハウシュマンが優勝!CS第2戦 GWM Sydney Surf Pro
ライター: WAVAL
Isabella Nichols , Cole Houshmand Photo by Beatriz Ryder/WSL
ノース・ナラビーン、シドニー、ニューサウスウェールズ、オーストラリア – イザベラ・ニコルズ(AUS)とコール・ハウシュマンド(USA)が、2023ワールドサーフリーグ(WSL)チャレンジャーシリーズ第2戦、GWMシドニーサーフプロ Presented by Bonsoyで優勝を飾った。 ファイナルデーのノース・ナラビーンには6〜8フィートのソリッドな波が押し寄せた(関連記事:好調なサーフィンを見せる大原洋人が初戦突破!CS第2戦 GWM Sydney Surf Pro が開幕)。
イザベラ・ニコルズ がフィッツギボンズに勝利しリクオリファイへ向け前進
ミッドシーズン・カットに届かず、チャンピオンシップ・ツアー(CT)の出場権を失ったイザベラ・ニコルズ (オーストラリア)は、GWMシドニー・サーフ・プロで優勝し復活を遂げた。前回の初戦ではまずまずの成績だったが、今日の勝利でリクオリファイに向けて軌道に乗せた。
イザベラ・ニコルズ 「あまり良い精神状態ではなくて正直なところ、このイベントに参加するのをやめようかと思ったほど。優勝できるなんて思ってもなかった。この1年間は本当にタフな1年で、自信も失った。でも素晴らしい人たちに囲まれ、ポジティブな気持ちになれて結果が好転しました。」
ファイナルでニコルズは、本大会で調子の良かったベテラン、サリー・フィッツギボンズ(オーストラリア)と対戦。ソリッドなレフトの波が多く、フィッツギボンズの経験が有利に働くと思われたが、ニコルズはトータル13.84を記録し、そのうちシングルウェーブは8.14という素晴らしい成績を収めた。ニコルズはこれでランキング3位となり、7月のバリト・プロに臨むことになった。
イザベラ・ニコルズ 「波はとてもソリッドで試合前は本当に不安だった。ようやく波に乗れて、自分に挑戦することができたし、今まで知らなかった自分を発見することができました。」
コール・ハウシュマン、イベントハイのトータルスコアで初優勝を飾る
Cole Houshmand Photo by Beatriz Ryder/W
サンクレメンテに出身 22歳のコール・ハウシュマン (USA)は、ゴールドコーストでの初戦敗退からチャレンジャーシリーズをスタートさせ、ノースナラビーンでは今年、軌道に乗せるために大きな結果を出す必要があった。序盤から調子を上げ、ビーチから応援してくれたカリフォルニアの仲間たちのエネルギーに押され、ファイナルへの出場権を獲得することができた。
コール・ハウシュマン「今は言葉も出ないよ。全てが自分に有利に働き、全てのハードワークが報われたしとても嬉しい。このツアーは超ハイレベルだから、とても意味のある優勝です。どのイベントでも勝ちたいと思って臨むけど、そう簡単にはいかない。初優勝できたことに興奮しているよ。」
ファイナルでジェイコブ・ウィルコックス (AUS)と対戦することになったコール・ハウシュマンは、シングルウェーブでイベント最高得点とヒートトータルを記録。コール・ハウシュマンは、パーフェクトに近い9.80を含むトータル18.97ptをスコア。ウィルコックスの追撃は及ばず、フーシャマンが若いキャリアで最大の勝利を手にした。
ジェイコブ・ウィルコックス (AUS)は、2023チャレンジャー・シリーズ・シーズンで素晴らしいスタートを続けている。このエキサイティングな若きグーフィーフッターは、これまで何度もCTクオリファイを惜しくも逃してきたが、ファイナルデーに連続して出場し、素晴らしいスタートを切っている。優勝は逃したものの、ウィルコックスの準優勝はキャリア最高の成績であり、チャレンジャーシリーズのランキング1位に躍り出た。
本大会、大原洋人は49位となりCSランキングは46位、都筑有夢路、都築虹帆は25位となり、それぞれCSランキングは25位となっている。
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