ガブリエル・メディーナ 2年ぶりの復活優勝！カリッサ・ムーア CT27勝目！CT第5戦マーガレット・リバー・プロ最終日

ガブリエル・メディーナ（BRA）とカリッサ・ムーア（HAW）は、ワールド・サーフ・リーグ（WSL）2023チャンピオンシップ・ツアー（CT）の第5戦「ウェスタン・アストラリア・マーガレット・リバー・プロ」で優勝を飾った。本日はメインブレイクで4～6フィートのパワフルな波で開催。今日の大きな勝利で、ムーアは順位を１つ上げ世界ランキング2位に、メディーナは順位を4つ上げ世界ランキング7位にランクアップした。

ミッドシーズン・カットでは、2023年のCTシーズン後半まで戦い続けるトップ22メンズとトップ10ウイメンズのみに絞り込まれた。ここマーガレット・リバーで準優勝を果たしたタイラー・ライト（オーストラリア）は、黄色のリーダージャージを着て、第6戦 サーフランチプロに臨む。ジョアン・チャンカ（BRA）は、セミファイナルで優勝し、ランキング首位をキープ。選手たちは、2023年のWSL Rip Curl Finals・Final 5に進出することに集中することになる。

ガブリエル・メディナが復活！2021年以来のCTイベント優勝

３×世界チャンピオン ガブリエル・メディーナ（BRA）は、ファイナルでグリフィン・コラピント（USA）を相手に、パーフェクトに近い9.50を含む、今日最高のヒートトータル17.50で圧勝。メディーナは、クオーターファイナルで現世界チャンピオンのフィリペ・トレド （BRA）、セミファイナルで現世界ランキング1位のジョアン・チアンカ（BRA）を残り1分から大逆転で下すなど、イベントを通して勢いに乗っていた。

メディーナは、これでCTキャリア17回目のイベント優勝となり、マーガレットリバーでの優勝は初めて。2022年シーズン前半に休養を取り、今シーズンはスロースタートを切ったメディナが復活した。

 

この投稿をInstagramで見る

 

WAVAL(@waval.surf)がシェアした投稿

ガブリエル・メディーナ「ここで勝つのはかなり特別なことだ。ヒートを作るのに苦労したけど、良い波に恵まれ優勝できて良かった。今はまたリズムに乗れたような気がして、調子がいい。グリフ（コラピント）とは、いつもいいバトルができる。みんなと競い合うのが好きだし、そのためにここにいるんだ。本当に難しい波だったけど、自分のレベルアップ具合には満足しているよ。」

ガブリエル・メディーナとグリフィン・コラピントは、点の取り合いでFinalをスタートさせた。コラピントはメディーナを上回る8.17をスコアしたが、バックアップスコアが伸びない。一方、メディーナは海のリズムに乗り、バックサイドのストレートアップ中心に、開始15分でエクセレントを2本、8.00 , 9.50 のトータル17,50 をスコアし試合をほぼ決めてしまう。メディーナが合計4本の省エネに対し、コラピントは合計10本もの波に乗るがバックアップスコアを伸ばせず。メディーナが久々の優勝を飾った。男性では33年ぶりにグーフィーフッターがCTのマーガレットリバーを制したことになる。

グリフィン・コラピント「ガブリエル、おめでとう。彼は、競技や人生がとても楽しいみたいで夢中だから、その情熱が伝わってくるし周りのみんなも楽しくなるね。彼が戻ってきたことに興奮しているよ。」

カリッサ・ムーア、CT27勝目を挙げる

カリッサ・ムーア（HAW）は、本日メインブレイクで今シーズン2度目のイベント優勝、そしてCTキャリア通算27度目の優勝を飾った。5×世界チャンピオンであるムーアは、ファイナルで2×世界チャンピオンで、昨年のマーガレット・リバー・プロ・イベント優勝者 タイラー・ライト（AUS）を倒し、マーガレットリバーで3度目の優勝を飾った。

ウイメンズ・ファイナルは、スタートで出遅れたムーアはカーヴィング中心のコンビネーションで6.10をスコアしリードを奪う。ライトはホーン直前にもう1度チャンスを得たが、エンドセクションのタイミングを誤りスコアは伸び悩んだ。

 

この投稿をInstagramで見る

 

WAVAL(@waval.surf)がシェアした投稿

マーガレット・リバーで、ミッドシーズン・カットが決まり、残りのCT選手は2023年5月27日と5月28日に開催されるSurf Ranch Proを皮切りに、シーズン後半戦を迎えることになる。

最新 世界ランキング

男子

女子