野中美波、都築虹帆、新井洋人がベスト4進出!台湾オープン6日目

ライター: WAVAL

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

野中美波、都築虹帆、新井洋人がベスト4へ!台湾オープン6日目
野中美波@WSL/ Tim Hain

2023年WSLチャレンジャーシリーズ(CS)出場権を争う試合、台湾台東 Jinzun Harbourで開催されているWSL女子QS5000/男子QS3000「台湾オープン・オブ・サーフィン(Taiwan Open of Surfing)」6日目。クリーンな3~4フィートの波でクオーターファイナルの全8ヒートが終了。ファイナルデーへの準備が整った。

関連記事:
CS出場権を争う女子QS5000/男子QS3000『台湾オープン』初日
大村奈央がハイスコアでラウンドアップ 2日目
西慶次郎がハイスコア15.27ptを記録 3日目
新井洋人、大音凛太、金沢呂偉、田中大貴、都筑百斗、西優司がベスト16へ 4日目
野中美波、都築虹帆、新井洋人、金沢呂偉、田中大貴、西優司がベスト8へ 5日目

野中美波と都築虹帆がアジアランキングトップを争う

野中美波と都築虹帆は台湾でチャージを続け、今日行われたクオーターファイナルで勝利しQSアジアランク1位と2位を確保。地域別ランキングでリードし、この大会で上位入賞すれば2023年のチャレンジャー・シリーズへのクオリファイの可能性が高いものになる。

野中美波はQFでオーストラリアの新鋭エリー・ハリソンと対戦。開始早々6.50ptを上げ終始リード。後半に6.47ptを出されるも僅差でリードを保ちラウンドアップ。都築虹帆はオーストラリアのミア・ハパッツを終始リードし安定の試合運びで勝利した。

 

都築虹帆「風がとてもあって波数も少なかったけど、それでも波はとても良いので、自分が点数出せる波を探して乗れたのが良かった。QS5000で大事な試合だと思うと少し緊張してしまいますが、自分らしいサーフィンができることにフォーカスしたい。この試合に向けてもとても頑張って来たし、シリーズはまだ続きますが、今年最後の試合になるので自分の力を出し切れたらなと思います!」

 

・女子QF結果

野中美波、都築虹帆、新井洋人がベスト4へ!台湾オープン6日目

次世代サーファー達が躍進

チャーリー・ハースト (AUS)とウィロー・ハーディ(AUS)は、ここ台湾でセミファイナルに進出し、それぞれキャリアベストの成績を確定させて。ウィロー・ハーディは、同じオーストラリア出身のアリシー・クーパー(AUS)をわずか0.03pt差で抑えてSFへ。チャーリー・ハーストは、準々決勝でQSのベテラン、フィリッパ・アンダーソン(AUS)を破ってSF進出した。ハーストはセミファイナルでこのイベントの注目選手である都築虹帆と対戦する。

チャーリー・ハースト「自分のヒートの直前にコンディションが大きく変わったので、どのボードに乗るか交換したんだ。「ボードのフィーリングがとても良かったので、最終的には正しい判断だったと感謝しています。台湾は初めてですが、とても気に入っています。波がとても楽しくて、とても美しいです。」

・女子SF
野中美波、都築虹帆、新井洋人がベスト4へ!台湾オープン6日目

新井洋人が金沢呂偉を大逆転で破りファイナルデーへ

野中美波、都築虹帆、新井洋人がベスト4へ!台湾オープン6日目
新井洋人@WSL/ Tim Hain

男子QF H1では、新井洋人金沢呂偉の日本人対決に。金沢呂偉が序盤からリードするが、先日も大逆転勝利をするなど勢いに乗る新井洋人がヒート後半にセットを掴み2つのビッグターンで7.73ptをスコア。大逆転で1位とした後も更に6.60ptをスコアし勝利した。

新井洋人「とても嬉しいです。ロイ(金沢呂偉)は今年の日本のグランドチャンピオンで良いサーファーってことは知っていたから、レフトの良い波を見極めてじっくり待ったけどうまく行って良かった。ファイナルデーまで残れました。残り2つ、応援よろしくお願いします!」

新井洋人はセミファイナルで強豪のリーフ・ヒーズルウッド(AUS)と対戦

クオーターファイナルH2は、アリスター・レジナット(AUS)とリーフ・ヒーズルウッド (AUS)のサンシャイン・コーストの戦いとなった。対照的なスタイルを持つ2人は、一進一退の攻防を繰り広げ、波に乗るたびに互いを上回った。レジーナトはパワーサーフィンを見せたが、ヒーズルウッドの軽くて超高速サーフィンがジャッジに認められトータルスコアを13.84ptでヒート勝利を果たした。リーフはセミファイナルの第1ヒートで、同じく好調の新井洋人 と対戦することになる。

リーフ・ヒーズルウッド「スタート直後に良い波に乗れて良いスタートが切れた。タフな試合になることは常に分かっていたし、決してあきらめないことが出来たのはクールだった。自分を強くしてくれるライバルと戦うのは、いつだっていいことだよ。アリスターは、僕も含めてみんなに愛されている選手なんだ。」

・男子QF結果

野中美波、都築虹帆、新井洋人がベスト4へ!台湾オープン6日目

オニー・アンワー(IDN) vs ジャーヴィス・アール(AUS)

明日行われるもう1つのセミファイナルは、ここTaiwan Open of Surfingで優勝したことのあるオニー・アンワー (IDN)が出場する予定で、彼はここジンズンハーバーで好調なサーファーの1人。アンワーがタイトルを獲得するには、まずオーストラリアの天才サーファー、ジャーヴィス・アール(AUS)に勝たなければならない。彼は今日も田中大貴との対戦でトータル13.83ptを記録して破り、ファイナルデーに向けてチャージしている。アールのスタイルは、スピード、パワー、フロー、フローと完璧に基準を満たす強豪選手だ。

・男子SF

野中美波、都築虹帆、新井洋人がベスト4へ!台湾オープン6日目

アジアQSランキング

WSL taiwan-open-of-surfing


"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

この記事を書いたライター

WAVAL

サーフィンやサーフカルチャーに興味を持つ人に向けて情報発信する、サーフィン初心者も熟練者も必見のサーフメディア。話題のサーフィン動画、上達のための記事などを人気ランキングやSNSでご紹介。各SNSのフォローを宜しくお願い致します!

・Facebook @keeponsurf
・Instagram @waval.surf
・Youtube @WAVAL
・X @WAVALnet