CS出場権を争う女子QS5000/男子QS3000『台湾オープン・オブ・サーフィン』が開幕
ライター: WAVAL
本日開催された2022 Taiwan Open of Surfing WSL Qualifying Seriesイベントの大会初日で、台湾ローカルサーファーの1人、パン・ハイシン(TPE)。@WSL / Tim Hain
WSL女子QS5000/男子QS3000「台湾オープン・オブ・サーフィン(Taiwan Open of Surfing)」が台湾の台東 Jinzun Harbourで2019年以来に開催。この試合は2023年WSLチャレンジャーシリーズ(CS)の出場権を争う試合であり、オーストラリア、オセアニア、アジアのプロサーファーが集結するクオリファイシリーズイベント。2023年からチャレンジャーシリーズの出場、アジア枠は男子Top6、女子Top4までとなり、現状の日本人最高位は男子が西優司の4位、女子は野中美波が1位で、2位 都築虹帆、3位 松岡亜音、 4位 佐藤李と続いている。日本からも多くの選手が参加するが、本日は波の影響で日本人選手の試合は明日以降に持ち越された。
パン・ハイシンが大会初日から地元台湾をリード
ワールドサーフリーグ(WSL)メンズQS 3000イベントのオープニングラウンドが、2~3フィートのスーパーファンな波で開始されスタートした。ウィメンズのQS 5000イベントは、この日もスタンバイしていた。
メンズのRound of 80では、台湾のサーファーがしっかりと参加し、パン・ハイシン (TPE)が地元のコンペティターをリードした。Hai-Hsinは、Jinzunのライトと相性が良く、2本の波のコンビネーションでバックハンドのスナップとカーブを決め、Round of 64に進出。3年間の中断を経て、Hai-Hsinは台湾に国際大会が戻ってきたことを喜んでいる。
パン・ハイシン「3年ぶりに国際大会が台湾で開催され、懐かしい顔ぶれや、新しい顔ぶれを見ることができて嬉しいです。今日の波はとても楽しくて、大きすぎず乗り易い波。今週はずっとこのような天候が続きそうで、Taiwan Open of Surfingも素晴らしいものになりそうだね」
台湾人コンペティターのYu Chia-Chi (TPE)もオープニング・ラウンドで素晴らしいパフォーマンスを披露し、ソリッド・ヒート・トータルでラウンドオブ64に進出した。
インドネシア人デュオが台湾のRound64に進出
大会初日で目立った活躍を見せたメイド・ジョイ・サトリアワン @WSL/Tim Hain
インドネシアの新鋭、メイド・ジョイ・サトリアワン(IDN)は、光速フロントサイドマニューバーを武器にヒートトータル11.83ptを記録しこの日のベストパフォーマンスを見せた。台湾に初めて訪れたジョイ・サトリアワンは、その波質、美しさ、そして地元の人々のホスピタリティに圧倒されたようだ。
メイド・ジョイ・サトリアワン「ここは地元のブレイクを思い出させるような素晴らしい波で、とても居心地が良いですね。台湾での滞在をとても楽しんでいるし、台湾の人々は旅している選手たちにとても親切で心地良いんだ。今週はずっと同じような波が続きそうなので、とてもエキサイティングなイベントになりそうです。」
ジョイ・サトリアワンと同郷のバリ島出身 ティピ・ジャブリーク(IDN)も初日からラウンドオブ64に進出。この伝説のサーファーは、フロントサイドで素晴らしいサーフィンを披露しハン・スアン (TPE)に勝利して、セカンドラウンドへの進出した。
ラウンドオブ64に進んだ他の選手には、元ハワイ・チャンピオンシップツアー選手のハンス・ヘデマンの息子であるヨハンや、タイのワサン・サリサイ(THL)、イッピング・チエン(TPE)などが含まれている。
北からの横風が吹き始めたためイベントを中断することを決定。イベント主催者は、現地時間午前8時に再集合し、午前8時30分スタートの可能性がある競技について判断を下す。
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この記事を書いたライター
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