五十嵐カノアが初日の最高得点を記録!2022 ISA WSG DAY1
ライター: WAVAL
五十嵐カノア Photo:ISA /Pablo Franc
波乗りジャパン 男子 Round1を全員1位通過
アメリカ・ハンティントンビーチにて開幕した『2022 ISA World Surfing Games (ワールドサーフィンゲームス)』の初日。本大会は2024パリオリンピック、最初の選考大会であり、男女別の優勝チームは各国1名の五輪出場権が与えられる重要な大会。今回、男子:五十嵐カノア、村上舜、上山キアヌ久里朱、女子:松田詩野、都筑有夢路、前田マヒナが、サーフィン日本代表NAMINORI JAPANとして出場している。
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五十嵐カノアが初日のハイエストスコアを記録
2022 ISA World Surfing Gamesの大会初日は、豪華な顔ぶれとなった。2024年のパリ大会に出場するオリンピアン、国際舞台で活躍する国内チャンピオン、初出場のフレッシュな選手など、ハンティントンビーチは世界最高のサーファー達の存在で賑った。
Photo:ISA /Pablo Franco
ISA及びオリンピックのメダリストでもある五十嵐 カノアとは、ハンティントン・ピアの有名なアウトサイドとインサイドバンクをシームレスに繋ぎ8.ooptをスコアし序盤から優勢なポジションに立つ。カノアはバックハンドのビッグヒットとエアローテーションからテールドリフトをインサイド近くで決め、この日の最高得点となる8.87ptをスコア。合計点でもハイエスト・トータルスコアも記録した。
Round1後 五十嵐カノアインタビュー
「ファーストヒートは一番大切なヒートで、自分のリズムだけでなくチームのリズムもちゃんとアップしていきたい。舜と良い感じのヒートを自信持って良いサーフィンを見せれて良いスタートが切れた。ラウンド2は、このまま同じリズムで、チーム一丸となって勝ち上がって行きます!」
Photo:ISA /Sean_Evans
Photo:ISA /Pablo Franco
Photo:ISA /Sean Evans
Photo:ISA /Sean Evans
Photo:ISA /Sean Evans
上山キアヌ久里朱 Round1を1位通過。村上舜はRound2でリパチャージへ。
上山キアヌ久里朱は、CTサーファーでサミュエル兄弟の弟、サミュエル・プポ (BRA) を抑え1位通過でRound2へ!村上舜はRound1は1位通過で勝ち上がったものの、Round2では波を待ちすぎてしまいリパチャージ(敗者復活ラウンド)へ。
Round1後 上山キアヌインタビュー
「1本目から良い波乗れて、カノア選手が言っていたように先手必勝で行こうと思っていて、1本目から良い波乗れて、気持ち的に余裕があったから、けっこう楽に試合運びできました。ラウンド2も勝ち進んで、日本チームで1位取りたいと思うので応援よろしくお願いします!」
ラウンド2後 村上舜インタビュー
「結果的に見たら、序盤に来た沖で割れる波に乗っておくべきだったなって思うんですけど。前のヒートを何ヒートか見ていたんですけど、貴重なセットを乗らないとスコア出来ないと分かっていたので、その波を待ち過ぎてしまったのが敗因。でもまだリパチャージがあるので、切り替えて、ラウンド数が多いんですが頑張って行きたい。自分のサーフィンを沢山皆さんに見せれる良い機会だと思って楽しんで頑張ります!」
上山キアヌ久里朱 Photo:ISA /Ben Reed
上山キアヌ久里朱 Photo:ISA /Ben Reed
村上舜 Photo:ISA /Pablo Franco
村上舜 Photo:ISA /pablo jimenez
村上舜 Photo:ISA /pablo jimenez
他の2020東京五輪の出場選手は、現在のWSLチャレンジャーシリーズ・ランキング リーダーの 和井田理央 (IND )を除きRound1を突破。和井田はリパチャージ行きにとなり、CTサーファーではRound2でグリフィン・コラピントがリパチャージへ回る予想外の波乱も起きている。
2022 ISA WSG 初日ハイライト
ISA会長のフェルナンド・アグエレ
ISA会長のフェルナンド・アグエレ は、次のように述べています。
「1996年にここハンティントンビーチで開催されたワールドサーフィンゲームスは、30チームでした。今では、リトアニア、アルジェリア、サウジアラビアのサーファーを含む50カ国以上が参加しており、とても素晴らしいことです。
10年前でも、今日のヒートの対戦がこれほど多彩になるとは夢にも思いませんでした。そして、そのレベルの高さには驚きを隠せません。サーファーたちができることは、私の心を揺さぶるものです。
また、信じられないのは、ISAの精神がいかに強いかということです。オリンピアンやISAのメダリスト、CTサーファーが、時には一度も競技をしたことのないサーファーとヒートを行うこともあります。彼らのサーフィンへの喜びや海への愛情は、大会の枠を超え、水中で素晴らしい瞬間を共有することができるのです。
サーフィンがオリンピックにデビューしたことは、私たちのスポーツの発展にとって本当に画期的なことでした。」
DAY2は、現地時間9/18(日)07:30〜、日本時間9/18(日)23:30〜 Men R2 Heat3の五十嵐カノアよりスタートとなります!
https://isasurf.org/event/2022-isa-world-surfing-games/
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この記事を書いたライター
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