ケリス・カレオパがダクトテープ2連覇！テイラー・ジェンセンが優勝！WSLロングボード第2戦Vans Duct Tape

ケリス・カレオパとテイラー・ジェンセン Photo WSL/KennyMorris

ハンティントンビーチ、カリフォルニア/USA 、WSLロングボード第2戦ダクトテープ・インビテーショナル（Vans Duct Tape Invitational）。女子はダクトテープ2連覇となるケリス・カレオパが、男子はテイラー・ジェンセンが優勝を飾り、共に世界チャンピオンレースに加わることとなった。

4度目の世界タイトルを目指すテイラー・ジェンセンが優勝

テイラー・ジェンセン Photo WSL/Beatriz

最終的に2位となったカニエラ・スチュワート（HAW）は、3度のWSLロングボード・チャンピオンであるテイラー・ジェンセンとファイナルを迎え、ワールドクラスのロングボードのショーケースが繰り広げられた。ジェンセンは、ヒート最初のスコアで7.67ptをマークし、その後も6.17ptのバックアップをスコア。スチュワートはジェンセンに追いのに7.84otが必要。残り数秒のところで、最後の逆転の機会を得たがスコアはこれに及ばなかった。

歴史的な4度目の世界タイトルを目指すジェンセンは、ハリソン・ローチと同率1位でマリブに乗り込むことになった。彼はセミファイナルで新鋭のカイマナ・タカヤマ（USA）を破りファイナルに。ジェンセンがハンティントンビーチで優勝したのは2015年の北米ロングボード選手権以来で、今回は末娘が父親の優勝を直接目撃したことになり、ジェンセンにとって感慨深い勝利となった。

Photo WSL/KennyMorris.

ケリス・カレオパがダクトテープ2連覇で同率1位に！

ケリス・カレオパ Photo WSL/Beatriz

ハンティントンビーチ、カリフォルニア/USA。ハワイアン同士の女子ファイナルは、3×WSLロングボード・チャンピオンに輝いたブロムフィールド（HAW）と、Vans Duct Tape Invitationalの 前回優勝者 ケリス・カレオパ(HAW)による対決。

新鋭のカレオパアは、6.67ptと5.90ptのクイックなスタイルで、ブロムフィールドにリードして中盤に突入。カレオパアはリードを広げ、終盤にはブロムフィールドをニード7.20ptに追い詰める。海は逆転の機会を与えず、17歳のカレオパアが再び勝利を手にした。

ケリス・カレオパ 「決勝の後、従兄弟の（カニエラ・スチュワート）とハグしたときは、本当に心温まりました。私の家族、友人、そして故郷のサーフコミュニティは、私のモチベーションになりました。私は叔父や叔母に囲まれてサーフィンをして育ちました。この仕事は、この愛と情熱を私に教えてくれた彼らに対し、感謝の気持ちを込めてやっているんです」。

カレオパは、ブロムフィールドと同ランキング1位になり、Cuervo Classic Longboard Championshipで初の世界タイトルを獲得するチャンスが巡ってきた。

VANS Duct Tape Invitational