男女各24名。2024年パリ五輪サーフィン競技の出場権獲得プロセスを発表
ライター: WAVAL
国際サーフィン連盟(ISA)は、タヒチの世界的有名なリーフブレイク チョープーで開催される、2024年パリ五輪 サーフィン競技の資格獲得制度(QS)を発表した。男女各2名ずつという出場枠はそのままに、2022年と2024年のISAワールドサーフィンゲームズのチームチャンピオンには2つの例外枠を導入。これにより一部のトップチームの出場枠は3名に拡大されることになる。
2024年パリ大会 オリンピック サーフィン競技 出場概要
・男女各24名。
・各国オリンピック委員会(NOC)ごとに、男女それぞれ最大2名のサーファーが出場。その他、2022年と2024年のISAワールドサーフィンゲームス(WSG)優勝チームには2つの例外が設けられ、各チームは出場権を1つ獲得できる。
・優先順位の高いイベントから階層順に決定。以下1~8のイベント順での優先順位となり、CTトップ選手が最優先となる。
・各国内連盟によって代表チームに選ばれたサーファーは、オリンピック出場資格を得るために、2023年と2024年のISAワールドサーフィンゲームに出場していなければならない。資格要件の最終的な詳細は、まだISAとIOCにより検討段階。
出場権獲得要素と優先順位
1. 2023年 WSL CT 男子上位10名、女子上位8名。
2. 2023年 ISA WSG:大陸別のアフリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニアから男女各上位1名。
3. 2023年 パンアメリカンゲームス 男女各1位。
4. 2024年 ISA WSG 男子1〜5位、女子1〜7位。
5. 2024年 ISA WSG。男女各優勝チームは、1国2名の枠に関係なく、各国1名の出場権を獲得。
6. 2022年 ISA WSG。男女各優勝チームは、1国2名の枠に関係なく、各国1名の出場権を獲得。
7. 開催国枠。開催国であるフランスは、上記の枠が埋まっていない限り、男女各1枠が保証される。フランスからの選手が予選通過した場合、その枠は2024年WSGで最もランクの高いサーファーに再配分される。
8. ユニバーサリティ枠。今回初めてオリンピック委員会に男女各1つの出場枠が与えらる。この資格基準では、チョープーの波質を特別考慮。このカテゴリーに適格なサーファーがいないと判断された場合、この枠は2024年ワールドサーフィンゲームスから最高ランクの適格なサーファーに再配分される。これらの枠の完全なプロセスと選考基準は、後日IOCによってリリース予定。
ISAは、IOCおよびオリンピック・ソリダリティーと協力し、資格のあるサーファーや可能性のあるサーファーに対し、タヒチの波での体験を最大限に生かす機会を提供する為、大会までの間にタヒチでのトレーニングキャンプを企画する予定となっている。
Reference by https://isasurf.org
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