サーフィンがオリンピック正式競技に。2028年ロサンゼルス五輪の競技種目に決定

中国 北京で開催された第139回 国際オリンピック委員会（IOC）で、2028年ロサンゼル夏季五輪の実施競技に、東京五輪の追加競技として行われたスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンを含む28競技の実施が正式決定した。また2020年東京五輪と24年パリ五輪では「追加競技」として実施されたが、ロスでは「正式競技」に昇格。これにより、サーフィンはオリンピックで長期的に採用されるレギュラースポーツ競技となる。

ISA会長フェルナンド・アギーレ：
「27年前に会長職に就いた当初から、サーフィンが長期的なオリンピック競技となる価値があることを示すのが私の夢であり希望でした。今日はその夢が現実になった素晴らしい日です。全てのサーファーと波乗りファンに感謝したいです。」

「私たちはサーフィンがロス五輪にふさわしい競技であると確信しています。サーフィンはカリフォルニアの公式スポーツであり、アクション、若さ、エネルギーが一体となったスポーツであり、自然環境とも強い関わりを持っています。未来の五輪競技にとって完璧なレシピです。そして私たちはオリンピックの新しい未来の一部を担うことに興奮しています。私達は共に強くなり、オリンピズムの新時代を築きます。サーフィンとスポーツを通し、より良い世界を作っていきます。」

東京2020五輪 金メダリストのカリッサ・ムーア：
「私がサーフィンを好きな理由の1つは、今住んでいる世界はとても速いペースで進んでいますが、海ではその瞬間を生きていることです。私の目標は、1人でも多くの人に刺激と情熱を与え、初めてサーフボードに乗ってもらうことです。」

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