世界で活躍する女性サーフアーティスト『ジェシカ・ミユキ』のライフストーリー

ライター: Miki

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

自分のデザインしたビキニを着るだけでなく、それが商品として世界各国のショップで販売される、そんな夢のようなキャリアを築いたJessica Miyuki(ジェシカ・ミユキ)。今回は日本とアメリカのハーフとして生まれたジェシカの生い立ち、サーフィンとの出会い、世界的サーフブランドBillabongのデザイナーとしての活躍についてのインタビュー記事をお届けします。

イラストレーター、デザイナー、モデル、ビジネスオーナー『ジェシカ・ミユキ』

神奈川県 川崎市で生まれ、7歳の時にアメリカへ

「私はイラストレーター、デザイナー、モデル、ビジネスオーナーをやってるわ。生まれ育ちは日本の神奈川県 川崎市。幼少期は日本で過ごして、7歳の時にアメリカに引っ越したの。幼稚園に行って、そのあとはインターナショナルスクール。だから日本育ちだけど英語の方が得意。でも日本に帰ってくるとすごく居心地が良いし、家に帰ってきた感じ。日本食も大好きだしまた日本に住みたいわ!」

日本はとても便利。石垣島がお気に入りの場所

「とても便利なことが気に入っている。自分の欲しいものがいつでも、どこでも手に入るし、電車に乗って簡単に色んな場所に行くこともできる。そしていつも何か新しいものがある。日本に住み続けても、行きたい場所ややりたいことは一生出てくるって友達には言ってる。」

「4年前にビラボンを辞めてフリーランスとして働き始めた時、1ヶ月間だけ日本に住んだの。東京に2週間半、それから沖縄、京都、奈良。最近、日本に帰ってきた時は初めて石垣島を訪れたんだけど、お気に入りの場所になったわ。」

今は複数の収入源を持つ

「小さい頃から絵を描くことが好きだったけど、仕事として始めるには時間がかかったわ。大学では全く違うことを学んでたんだけど、オンラインでグラフィックデザインのコースを受け始めてYouTubeでも独学で勉強した。それからBillabongでインターンシップをするようになって、そこですごく一生懸命働いた。運よく、数年後Billabongから正社員のデザイナーとして戻ってきて欲しいとオファーがあったの。

「今は複数の収入源があるわ。将来フルリモートでも仕事ができるように今は準備してるとこ。Roxyのデザイナーをしたり、La Leiaとうい自分のブランドも立ち上げた。依頼があればモデルの仕事も引き受けてるわ。」

デザインのインスピレーションは旅や自然、Pinterestから

「トロピカルなものやアイランド風な景色や物が大好きで、旅行に行く度に色んなものの写真を撮るの。バケーションに来ている人が着ている服だったり、鮮やかなビキニと空のコントラストだったり、ビーチパラソルだったり本当に様々。Roxyのビキニデザインに使ったプリントは私がメキシコで実際に撮った写真を利用した。だからインスピレーションは旅や自然、あとはPinterest も。」

バリ島は一番自然体でいられる場所

「インドネシア バリ島!一番自然体でいられる場所だから。自分のやりたいこと、夢を追いかけながらも安心して失敗できる気がする。時間がゆっくり流れていて、自分のことについてもじっくり考えながら、”今”を楽しむことができる場所だと思うの。バリから帰国するとすぐに「またバリに戻りたい!」って思わせてくれる。」

カリフォルニのサーフシーン

「サーフィンは多分11歳の時のガールズスカウトキャンプで始めた。高校、大学中も続けたけど頻繁には出来なかった。本格的に始めたのはBillabongで働き始めたとき。働いている仲間の影響もあって仕事の前後にサーフィンしてたわ。」

「カリフォルニでは普段トレッセルズでサーフィンする。カリフォルニアの波に慣れていると、世界のどこの波もパワフルに感じると思う。あとローカリズムも強くて、特にショートボーダーは、波の良いピークにいれば海に入ってすぐにそう感じると思うわ。」

20代の自分自身に何かアドバイスするなら?

「自分を信じること。 多くの人が、どんなキャリアを持つべきか、どんな仲間と一緒にいるべきか、どんな場所に住むべきか自分たちの考えを持っている。特に20代の若い世代はやる気に満ちていて、そんな人たちの暑い情熱やかっこいい夢を聞くと”自分のしていることは平凡だ”って思ったり”何かクールなことをしなきゃ”って焦ることもあると思うの。でも自分を信じて、大きな決断をするときこそ自分の信念にしたがって欲しいわ。」

サーフブランドのビキニデザインからアートを手掛けるジェシカ・ミユキのライフストーリー

サーフブランドのビキニデザインからアートを手掛けるジェシカ・ミユキのライフストーリー

サーフブランドのビキニデザインからアートを手掛けるジェシカ・ミユキのライフストーリー

ジェシカのアートワークを覗き込むだけで、優しい波の音をバックグラウンドに潮風に乗った甘いプルメリアの香りが漂ってきます。優しい色使いと彼女にしか出せないトロピカルなアート作品をぜひチェックしてみてください。

Instagram @jessicamiyuki
HP https://www.jessicamiyuki.com/



"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

この記事を書いたライター

Miki

元外資系客室乗務員、中東に住みながら世界50カ国以上飛び回る生活を送る中、バリでサーフィンに出会い人生激変。海の近くに住み毎日サーフィンが出来る環境を求めて現在はオーストラリアに住んでいます。
・Instagram→ @eatmore.gelato