ジョディ・スミスが東京オリンピックを辞退。代わりにレオナルド・フィオラバンティが出場

ライター: Miki

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ジョーディ・スミス
Photo @jordysmith88

「CTで優勝するという究極の目標を達成するための決断」

サーフィンのオリンピックデビューを数週間後に控えた南アフリカのジョーディ・スミス(Jordy Smith)は、チャンピオンシップ・ツアーのオーストラリア4連戦終了後に負った膝の負傷を理由に、東京オリンピックへの出場を辞退した。

 

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ジョーディ・スミス「辞退するという決断をするのは大変だった。ずっと前からオリンピックを楽しみにしていたし、準備も順調に進んでいた。でも、この決断は、プロサーフィンの世界で長く活躍し、WSLチャンピオンシップツアーで優勝するという究極の目標を達成するための決断だ」とジョーディ・スミスはメディアに話している。

現在CTランキング7位とWSLファイナル5を狙える位置にいるジョーディ・スミスは、怪我を追った状況で東京五輪へ出場するよりも、WCTのワールドタイトルを狙う方を選んだ。

WCT ランキング

東京でのメダル獲得が有力視されていたジョーディは、先日開催された「Surf Ranch Pro」の出場を辞退し、現在WSLランキングの7位につけている。ジョーディ・スミスが辞退したことにより、イタリアのレオナルド・フィオラバンティがその座を得ることになる。

ISAは声明の中で、「ISAが発表した東京2020年の補欠リストによると、レオナルドは、ジョーディ・スミスが予選を通過した資格イベントである2019年のWSLチャンピオンシップ・ツアーを経由して、ジョーディの次に補欠となる資格のあるサーファーだ」とコメント。

 

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この連絡を受けたレオナルド・フィオラバンティはInstagramでコメント。

「東京オリムピックに出場することをお伝えできることを光栄に思います!私のキャリアの中で最も感動的な瞬間のひとつです。2週間前、私は予選を通過することができず、それを受け入れるのはとても難しいことでした。

ジョーディ・スミスには本当に申し訳なく思っています。早い復活を願っています。今日、私はこのチャンスを与えられ、とても感謝しています。何年も何年も私を支えてくれた皆さんに感謝します。自分にとってもサーフィンにとっても、とても特別な瞬間。頑張ります!」

イタリア国内オリンピック委員会(CONI)は、レオナルド・フィオラバンティの資格枠を受け入れを最終決定した。2019年WSLチャンピオンシップ・ツアーで31位となったレオナルドは、先日エルサルバドルで開催されたISAワールド・サーフィン・ゲームに出場し、19位タイでフィニッシュし、今回の出場資格を確保した。

参考記事;https://www.worldsurfleague.com



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この記事を書いたライター

Miki

元外資系客室乗務員、中東に住みながら世界50カ国以上飛び回る生活を送る中、バリでサーフィンに出会い人生激変。海の近くに住み毎日サーフィンが出来る環境を求めて現在はオーストラリアに住んでいます。
・Instagram→ @eatmore.gelato