ロングボード界のカリスマ43歳ジョエル・チューダーが息子達の前で初めて見せた16年ぶりの優勝
ライター: WAVAL
WSL / THOMAS BENNETT
『Noosa Longboard Open』で優勝したジョエル・チューダーのサーフィン映像
カリフォルニア州サンディエゴ出身43歳、ロングボード界のカリスマ ジョエル・チューダー(Joel Tudor)。父の影響で5歳からサーフィンを始め、14歳にしてプロサーファーとなりワールドチャンピオンに2回輝いた。その後コンテストツアーから離れ、クラシックロングボードの世界観を呼び起こしたい想いで立ち上げた招待制イベント『ダクトテープ・インビテーショナル』を世界各地で開催。コンテスト復帰したジョエルが今回、16年振りにWSLツアーで優勝を果たした。
●ジョエル・チューダーについて
・ロングボード界のレジェンド『ジョエル・チューダー』が語るサーフィンと柔術
・ダクトテープ・インビテーショナル優勝者ホノルア・ブルームフィールドのサーフ映像
『人生で最も大切しているのは健康と家族』ジョエルが息子達の前で初めて見せた勝利
『2020 Noosa Longboard Open』はオーストラリア ヌーサヘッズの一番手前のポイント、メインビーチで開催。自分が勝利した話やトロフィーしか見たことのない息子達の目の前で、実際に優勝する姿を初めて見せれたのはとても重要なことでとても嬉しかったと語った。彼にとって人生で最も大切しているのは健康と家族。またインターネットの情報を見て知った気になるよりも、外に出て実際に経験することを大切にしているという。
優勝して次男を抱きしめるジョエル・チューダー
@judahtudor
長男のトシュ・チューダーが優勝した父、ジョエルを初めて担ぎ上げた。父親にとって最高の瞬間だったに違いない。そして息子達にとっても父の勝利を実際に見れたことは、これ以上ない最高の経験となったことだろう。
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ジョエル・チューダーのメンターであるナット・ヤングは、1990年に43歳で最後のロングボード世界タイトルを獲得している。そして43歳のジョエルは今年、自身3回目の世界タイトルを取りに行く。
こちらは同試合に出場し、日本人男子で最高位17位となった浜瀬海プロが撮影したジョエル・チューダーのライディング映像です。
『Noosa Longboard Open』結果
WSL / DAVE GLEESON
・メンズ
1st ジョエル・チューダー(USA)
2nd ケヴィン・スカヴァーナ(USA)
3rd デクラン・ウェイトン(AUS)、カイ・サラス(HAW)
・ウィメンズ
1st ケリス・カレオパア(HAW)
2nd ソフィア・コーヘーン(HAW)
3rd エミリー・レスブリッジ(AUS)、クロエ・カルモン(BRA)
・日本人選手
田岡なつみ:9位、浜瀬海:17位、井上鷹:33位
Joel Tudor(ジョエル・チューダー)
1976年6月11日生まれ、カリフォルニア州サンディエゴ出身。サーフィンだけでなくブラジリアン柔術も黒帯。(サーフィン界のカリスマ『ジョエル・チューダー』ブラジリアン柔術動画) 父の影響で5歳よりサーフィンを始め、14歳にしてプロサーファーとなりワールドチャンピオンには2回輝く。ロングボード人気に火をつけたサーフィン界のカリスマ。ロングボードの他、波に合わせ様々なサーフボードを使い分けるスタイルは多くのサーファーに影響を与えた。 レジェンドシェーパー、ドナルド・タカヤマの元で12年間ライダーを勤め数々の名作モデルボードを生み出した後、自身のサーフボードブランド”Joel Tudor Surfboards”を立ち上げている。かつてのクラシックボードに現代のモダンデザインを加えた独自のサーフボードを開発。シングルフィンやカラーリングにこだわり、他にないオリジナルかつユニークなコンセプトで多くのサーファーから支持されている。
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この記事を書いたライター
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