詳しくなくても大丈夫!サーフィンの試合観戦を楽しむ為の3つのポイント

ライター: AKIKO

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サーフィン 五十嵐カノア
WSL / DAMEA DORSEY

2020東京オリンピック開催まであと1年余り。更に最近では世界最高峰のサーフィンツアーWCT第3戦のクラマスで、五十嵐カノアが日本人初優勝の快挙を成し遂げたり(関連記事→日本人初の快挙!五十嵐カノアがWCTで優勝!世界ランキング2位へ!バリクラマスダイジェスト映像)とますます注目度が増すサーフィン。

ただサーフィン観戦において、日本では野球やサッカー観戦に比べるとまだまだマイナーな印象のスポーツです。そこで今回はこれからサーフィンの試合観戦をしていきたい方向けに、これだけわかっていれば観ていてどんどん楽しくなる最低限のポイントをご紹介。難しく考えすぎず、詳しくなくても大丈夫!楽しみましょう。

サーフィン試合観戦 3つのポイント

以下3つの要点にはそれぞれ更に細かいルールもあります(各大会によって勝ち上がり方など、多少ルールが異なることもあり)が、今回は試合観戦の初心者向けに、最低限これだけ分かっていれば楽しめる内容でご紹介します。

1.  ヒートを勝ち上がって行くトーナメント制
2~4名がヒートで対戦。勝ち上がった選手(仮に2人ヒートなら1人、4人ヒートなら2人)がラウンドアップします。

2. ベスト2ウェイブ制
例えば試合時間の間に6本の波に乗ったとします。6本のうち点数の高い2本の合計がその選手のスコアです。1位の選手がトータルスコア12点。2位の選手がトータルスコア9点。ではあと3点以上出せば逆転、と思う方もいるかもしれません。

*具体的な例
1位の選手が8点と4点でトータルスコア12点。2位の選手が6点と3点でトータルスコア9点。この場合、2位の選手が逆転に必要な点数は6点以上となります。2位の選手が7点出せば、7点+6点=トータルスコア13点で逆転となります。

逆転に必要なニードポイントは、1位のトータルスコアから、2位のベストスコアを引いた点数となります。

3. プライオリティルール
ヒート中に波に乗る優先権のルールの事を「プライオリティルール」と言います。同じ波を取り合う際にプライオリティを持っている選手が乗れます。

あれ?ゼッケン赤の選手の方がピークにいたのに乗るのをやめてゼッケン青が乗った。というのはゼッケン青にプライオリティがあるからです。試合残り時間僅かで勝っているプライオリティを持っている選手が負けている選手にパドルでぴったりとくっついてマークをして波に乗らせないようにする駆け引きも観戦する際の見所だったりします。

まずは自宅でLive観戦をしてみよう

会場に足を運べなくても今はスマホやパソコンで観戦ができる時代です。またLiveの実況解説を聞くことで、更にルールの知識も深まります。

・JPSA日本プロサーフィン連盟の試合
*2019大会スケジュール
日本語の実況解説でとても分かり易い。この丁寧な解説を聞くことで上記に載っていない細かいルールを知ることもできますし、サーフィン上達にも繋がります。

・世界最高峰のサーフィンツアーWCT
*2019大会スケジュール
世界トップレベルのサーフィンが高画質で楽しめます。英語での実況解説。ライブ終了後も見たいヒートだけを選択して見る事ができますので気になるサーファーのヒートだけをチェックする事もできます。


技の名前などわからなくても「あの選手カッコイイ!」「あの選手の乗り方が好き!」「板と足が接着剤でくっついてるみたい!」…などと軽い気持ちで観戦を楽しむ人が増えたら『サーフィン』というスポーツがもっともっとメジャーになると思います。まずは気軽におうちでLive観戦を楽しんでみて下さい。



"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

AKIKO

酒とサーフィンとトリップをこよなく愛する二児の母&主婦。ママになってからの方がサーフィン熱が上がってます。センスも技術もないけど波運だけはあります。
・blog: https://ryoshiyome.com/
・Instagram: @akikoba5884