【ブラジルをサーフィン王国へ】スラム街ファベーラで子供達に指導するリカルド・ボカオ

ライター: Jay

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2014WCTタイトルをブラジル出身のガブリエル・メディーナが獲得し、初のブラジリアン年間ワールドチャンピオンとなりました。それによりブラジルサーフシーンが更に盛り上がって来そうです。


今まではサッカーが貧困を抜け出す為の手段でしたが、サーフィンもその手段の1つになってきています。ブラジルには「ファベーラ」と呼ばれる貧困街があります。ジャーナリストでもあるリカルド・ボカオは、歌手のジャック・ジョンソンらの協力を受けながらファベーラの子供達を支援する為の無料サーフィンスクールを設立しました。

そこでは技術だけでなく人間面も育て、本当の意味でファベーラを抜け出すための支援を行っています。サーファーである前に人間として立派であることが大切なことだと言う。海に捨てられたサーフボードを集めリペアし、5人のキッズ指導からスタートしたが、今では愛弟子も1000人以上にまで増えたそう。

スラム出身のプロサーファー、ボビー・マルチネスは子供達に対してサーフィンスクールを開くなどして支援を行っていますが、サーフィンを通して世の中を豊かにしようとする人が増えるというのは嬉しいかぎり。

ブラジルは気候も暖かく良い波に恵まれている他、無料のサーフィン大会も開かれるようになり、環境が整えられて来ています。そしてどのハングリーさと上昇志向を持った子供達へ平等にチャンスが用意されているサーフィンは今後益々広りをみせそうです。

こちらの動画はテレビで取り上げられたリカルドへのインタビュー。貧しさを感じさせない満面の笑みでサーフィンを楽しむファベーラの子供たちの姿に心打たれます。


"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

Jay

20代♂。OAKLEYのアイウェアをコレクト中。最近のイチオシアーティストはKendrick Lamarと水曜日のカンパネラ。