最後のジュラシックビーチ奄美大島・嘉徳海岸を全長530m 高さ6.5mの護岸建設工事から救おう!
ライター: Micky-G
Photo @katokuhama
手付かずの大自然人囲まれた、最後のジュラシックビーチと言われる奄美大島の嘉徳(かとく)海岸。巨大な護岸建設工事の危機
・手つかずの秘境『奄美大島・嘉徳浜』
サーフィンアイランドでもある奄美大島の嘉徳浜は人工物のない自然のままの海岸だ。この場所は手つかずの秘境と呼ばれ、国立公園に指定されている。『奄美のジュラシックビーチ』と人々が呼び親しむ嘉徳は、生物多様性が高いことで知られており、2億年前の恐竜の時代から形を変えていない古代的なウミガメ『オサガメ』の希少な生息地だ。またここには天然記念物である『オカヤドカリ』をはじめとするヤドカリ類も生息。絶滅が危惧される希少な貝類も6種確認され、嘉徳川にはリュウキュウアユが棲んでいる。嘉徳には深い森、広い砂浜と海、そこに流れ込む川と、全てが揃い、絶滅の危機に瀕している固有種の生き物が棲む、奇跡のような自然が残されているのだ。
・砂浜に全長530m、高さ6.5m『護岸建設工事の建設計画』
今その嘉徳海岸に、護岸計画が持ち上がっている。コンクリートの護岸が、砂浜に全長530m、高さ6.5m(3階建てビルの高さ)にわたって建てられ、美しいアダンの砂丘を壊して横断し、浜全体を覆う計画がある。この巨額の予算を使う無益な護岸工事を止めるべく、署名活動が行われている。
「私達は琉球諸島の中でも、唯一残された美しい自然海岸を破壊する護岸建設に強く反対し、防風・防潮・砂防林として重要なアダンの砂丘を復旧させることを望みます!」
“奄美のジュラシック・ビーチ”と呼ばれる嘉徳を守る為に、署名をよろしくお願いします。
本当にこの工事は必要なのか。一度壊してしまったら後戻りはできない。詳細や署名については以下よりご確認下さい。
→最後の “ジュラシック・ビーチ”奄美大島・嘉徳海岸を 巨大な護岸建設工事から救おう!
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この記事を書いたライター
Micky-G
趣味はグレイシー柔術、サーフィン。『サーフィンのことを、誰にでも分かり易く』独自視点で執筆、編集を行うサーフィンライター。