200m以上のスーパーレギュラーも!フィリピン注目のサーフタウン『ラ・ウニオン』周辺のサーフポイント
ライター: Nachos
メインポイントのレギュラーブレイク
フィリピンで一番大きな島 ルソン島 – ラ・ウニオン州のサーフポイント
今回は前回ご紹介したフィリピンで一番大きな島、ルソン島にあるサーフタウンLa Union(ラ・ウニオン)(フィリピンで注目のサーフタウン!ラ・ウニオン州”サンファン”)のサーフポイントをご紹介します。
【Index】
フィリピンで一番大きな島 ルソン島 – ラ・ウニオン州のサーフポイント
1. ラ・ウニオンのベストシーズン、水温、波質
2. ラ・ウニオン『モナリザポイント』周辺
3. 200m以上のロングウォール『カリールポイント』
4. サーフボードレンタルやサーフィンスクール
5. サンファンからショートトリップ
・カブガオポイント
・バドッグアイランド
・映画「地獄の黙示録」クルーが発見したサーフポイント
・フィリピン ルソン島『ラ・ウニオン州』
1. ラ・ウニオンのベストシーズン、水温、波質
ラ・ウニオンは南シナ海に面した海で、ベストシーズンは乾季にあたる11月〜3月。気温、水温共に暖かいので1年を通して水着サーフィンが可能です。乾季は朝晩少し涼しくなるのでタッパーを持参するとベター。私は2月にタッパー持参して行きましたが少し肌寒い程度でウエットが無くても問題ありませんでした。
ラ・ウニオンの波は基本的にはロングボード向きの波となりますが、サイズが上がればショートボードやボディボードでも楽しめます。実際かなり上手なショートボーダーたちがエアーをバンバン決めていました。
2. ラ・ウニオン『モナリザポイント』周辺
ラ・ウニオンの有名ポイントの1つに、サンファンのサーフタウンの真ん中に位置するモナリザポイントがあります。ここはリーフブレイクで基本レギュラーの波が中心。ゲットは正面からも可能ですが、リーフが怖いという人は左側は徐々にリーフからサンドに変わっていくので回ってゲットすると楽に出ることができます。モナリザポイントの左横にはビーチポイントもあり初心者でも楽しめます。反対の右横にもフラットサム(flotsam)というポイントがあり、その他にもいくつかのサーフポイントがビーチ沿いに点在しています。
・モナリザポイントの目印となるリトルサーフメイドホテル
3. 200m以上乗れるスーパーレギュラー『カリールポイント』
そしてそこからトライシクルでサンフェルナンドの町よりに10分ほど移動した先にはカリールポイントというサーフスポットがあります。ここのポイントもリーフブレイクで、モナリザポイントがクローズしてサイズが上がってくると波が割れるようになり本領発揮。200m以上は乗れるスーパーレギュラーが割れるポイントと化すのです。カリールポイントは湾になっており、こちらも同様に横並びにいくつかのサーフポイントが存在します。
・カリールポイント
4. サーフボードレンタルやサーフィンスクール
サーフタウンだけあってボードのレンタルやサーフィンスクールなども至る所にあります。ボードレンタルは1時間200ペソ(約500円程)で、半日で500ペソでした。休憩するのも自由なので2ラウンド入るなら断然こっち。もちろん荷物も預かってもらえます。サーフィンスクールはビーチポイントのみとなり、基本メインのモナリザポイントは自分でゲッティングアウトできない超ビギナーは暗黙の了解で入ることができないようです。
5. サンファンの町からショートトリップできる近くのスポット
ルソン島は広いので少し足を伸ばせばマイナーながら他のポイントもあります。ラ・ウニオン州サンファンの町からまた車やバスで3〜4時間程度北上すればCABUGAO (カブガオ) や、BADOC ISLAND(バドッグアイランド)というサーフスポットが点在。
・カブガオポイント
カブガオポイント はカブガオの町の中心から10分程度トライシクルで海の田舎へと行きます。潮回り、うねりがヒットすればピアからのスーパーグーフィーの波が立つポテンシャル高いポイントで、フィリピン国内サーフコンテストなどが行なわれた場所でもあります。
・CABUGAO (カブガオ)ポイント
高いポテンシャルがうかがえるカブガオのピアと海。この日は丁度、ロータイドとうねりが合わず波はありませんでした。2019年2月時点では、宿はカブガオのピアの前に新しく出来た施設の中の2つの部屋のみとなります。レストランなども周りにはなく店先で焼き鳥みたいな(あくまで”みたい”です)な食べ物がある小さなお店が1つ。もちろんWifiなどはなく、ローカルの携帯の電波も繋がるか繋がらないか微妙な電波状況でした…。
・バドッグアイランド
そしてバドッグアイランドはカブガオから更に1時間弱北上した場所にあり、バドックの町から5分程度でバドッグビーチに着き、そこから船に乗り5分のところにある小さな無人島。レフト、レギュラーと共にポイントがあります(MSWにも波情報あり)。しかしここも海の近くには宿やレストランはほぼ無く、湾になっているボート乗り場の前に1つ小さなお店があります。この日は湾内でも3人程サーフィンをしている人を見ました。
・ボートから見たバドックアイランドレフト
カブガオ・バドッグアイランド共にコンスタントに波がある訳ではないので潮回り、うねりを考慮した上でラウニオンのローカルサーファーに聞いてから行くのがベター。上記に記載しましたが、ポイントの周りには宿泊施設、レストランがほとんどないのでラウニオンからは日帰りトリップをオススメします。
・映画「地獄の黙示録」のクルーに発見されたサーフポイントバレア
そしてラウニオンで波があまり無い時、風などが合わない時などは反対のルソン島太平洋側にあるBaler(バレア)というサーフスポットもオススメですよ!
バレアへはマニラから車やバスで5時間程
バレアは1979年の映画「地獄の黙示録」(原題:Apocalypse Now)のロケーションになり、映画のクルーによってサーフィンスポットとして最初に発見されました。映画の撮影後、地元の人々にサーフボードをあげたこともありフィリピンのサーフィンの発祥の地と言われているところです。マニラからアクセスしやすい距離なのでフィリピン人と外国人のサーファーに人気のスポット。サバングビーチ(Sabang Beach)、セメントビーチ(Cemento Beach)、リンディースポイント(Lindy’s Point)などビーチ・リーフ両方ともあるので初心者から上級者まで楽しめますよ!
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
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この記事を書いたライター
Nachos
海の近くで育ちボディーボードに魅了され今ではボディーボードに限らずいろんな板を楽しみながらフリーランスエディターとして活動中。ビーチライフを楽しみながらボードを片手に旅に出る。そして旅好き、Bikini好きが高じて海外Swimwearなどのデザインも手掛けるように。
最近ではサーフガールやシングルフィンを優雅に乗るロガーなどクローズアップした水中写真含め Saltybabephotographer (水中サーフカメラマン) として国内外で奮闘中
・Instagram→@nachos.san