『ドジ井坂サーフィンワンポイントアドバイス』サーフボード中心部分を捉えた安定感のあるテイクオフ

ライター: ドジ井坂

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ドジ井坂サーフィン・1969年の冬のハワイで、リノ・アベリラが、7fのボードでノースにチャレンジしていた。それならばカリフォルニアなら6fで大丈夫かなとシェイプしたサーフボードボード。ドジ井坂

安定したライディングを行う為にサーフボード中心部分を捉える

前回(『ドジ井坂のサーフボードシェイプ歴』ボード視点から解説する安定したサーフィンのテイクオフとライディング方法)からの続きです。

後半は、テイクオフの話に戻りましょう。少しずつ短くなり進化してきたサーフボードの歴史はこれからも続きます。ロングボードは確かにテイクオフが速いです。でも操作性や高速ターンを目標にすると、ショートボードの方がポテンシャルは高い。大型トラックと軽自動車の操作方法の違いです。

どんな波のポジションからでもテイクオフ出来る確率はショートボードの方が断然有利です。ボードはそうやって進化し、サーフボードはどんどん短く進化しているのに、どうしてショートボードに上手く乗れない人が多いのでしょうか?

ロングボードは長いため状況により、バランスをとるための中心部分は曖昧です。そのためロングボードの操作は、ステップバックやウオーキングをして大きく体重移動します。ショートボードになると、ボードの中心に両足をスタンスして、足は同じ位置のまま腰から小さく前後左右に体重移動すれば、ボードは操作できます。そしてさらにボードの中心を意識するにはどうすれば良いでしょうか。

僕のサーフィンの動作理論では、片足バランスの操作が基本です。みなさん歩くときは、交互に片足でバランスをとり歩行していますね。ショートボードは歩行するような移動は必要ありません。そこで、ボードの中心で足踏みするような動作を行えば両足で踏ん張っているより、バランスは良くなります。ボードのバランスは、そのボードの中心にあります。テイクオフもボードの中心、ライディングもボードの中心が明確になれば、スーパーミニボードでもバランス良く操作でき、21世紀のサーフィンを楽しめるということです。

サーフィンでの片足バランス動作

サーフィンの片足バランス動作を、フェザリングと名付けました。その場で足踏みする動作を、バランススティックの上で、
片足交互に明確にそして小刻みに行う練習です(バランススティックとは→波の力だけでなく、サーファーの体の使い方で加速する為の基本知識)。地面でも出来ないことはありませんが、ボードの中心に乗る意識や感覚はバランススティックに乗ると明確に違いがわかると思います。少しオーバーに練習することで、そのやり方を理解できます。そして柔らかい水(波)の上では、ほんの少しの動作でそれは可能なのです。

僕のFBインスタにこのフェザリング動作を掲載しているのでご覧ください。バインディングの無いスノースケートでの緩斜面のライディングで、スピードが出ている方は、外見からは見えない程度のフェザリング動作を体内で行っています。踏ん張っている方は、滑り出しませんね。スケートボードも交互にフェザリングしていると勝手に身体の振幅と振動動作で前に進みます。スノースケートも同じ原理です。実際にサーフィンでもこの方法で加速することがわかってきました。是非、動画でチェックして、そしてトレーニングで体験してみてください。

次回はテイクオフとターンの話です。

ドジ井坂ジャパンメソット

正しい理論に基づいた陸トレーニングは、ドジ井坂が開講している夜のトレーニング講座やクリニックで体験できます。※トレーニングスケジュールと参加はこちら→︎ beachschool.com から。初めての方もお気軽にお問い合わせ下さいね!

・テイクオフシート



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この記事を書いたライター

ドジ井坂

ドジ井坂

ドジ井坂です。 全日本プロサーフィン選手権初代チャンピオン。日本人初の世界選手権出場、シェイパーとしても活躍し、1968年から世界のサーフィンを実体験し、40年以上にわたる指導経験から、入門書など多数。そのサーフィン基礎理論は、身体の動作研究にも及び、海のスポーツ特有の理論研究とそのトレーニング用具開発に進化している。

東京オリンピックに向け、サーフィンのトレーニングにスケートボードも導入し、日本人に適した動作感覚とバランスのシュミレーショントレーニング「ドジ井坂ジャパンメソッド」の普及活動を始めた。

もっと気軽にビーチを通年活用していくためのコミュニティ活動「ビーチクラブ構想」を国土交通省支援の下に立ち上げ全国13箇所で展開、一般社団法人ビーチクラブ全国ネットワーク理事長。海岸の様々な利活用に関する神奈川県や千葉県、地方自治体の委員を歴任。海や海岸のジャンルをも飛び出してしまう超マルチな活動を今も精力的に展開。1948年神奈川県茅ケ崎市生まれ。の今は「海オヤジ」。 ドジ井坂が開講するトレーニング講座はこちら!お気軽にお問い合わせ下さい→beachschool