『神業も披露した絶好調ケリー・スレーター』世界タイトルがかかるフィリペを破りネクストラウンドへ

ライター: SurfingKids

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サーフィン
・長いチューブを抜けエクセレントかと思われたケリー・スレーター

ハワイ オアフ島ノースショアのパイプラインで開催されたメンズCT最終戦 Billabong Pipe Masters(ビラボン・パイプ・マスターズ)。世界タイトルがかかるガブリエル・メディーナジュリアン・ウィルソンはラウンドアップ。そして本日1番の見所と言ってもいいこの日の最終ラウンドは、世界タイトルの可能性が残されていたフィリペ・トレドと、Kingケリー・スレーターの1戦。ケリーは怪我からのカムバック後、更に肉体的、精神的にもパワーアップしているような感じでした。結果はバレル合戦となり王者ケリーの圧勝。

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ケリーはプライオリティ無しの場面からでもいくつもの波を掴み、ペースを完全に握ります。圧巻は正面から見ると長いチューブを抜けだしてエクセレントライド!?に見えるも、ライト側から角度を変えて見ると一度転んでからまたテイクオフしていました。

一度以下のように転びます。板から離れてしまった時点でライディングが終わったと見なされるため3.07Pと点数には結びつかなかったですが、このようなプレーがでるときは絶好調な時なんですよね。ほんと、凄い人です。

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実は以前もこれに近い神業をケリーはミック・ファニング戦で披露してます。このときもケリーは絶好調でしたが激戦の末に敗退。しかし今回は勝利!こちらも合わせてどうぞ(ケリー・スレーター『記録より記憶に残る、神業サーフィン動画』

フィリペ・トレドも後半完全に抜ければあわやパーフェクトと思われるライディングを披露。点数差はありましたが、タイトルがかかっていたこともあり、とても緊張感のある見応えのある試合でした。

タイトルレースはガブリエル・メディーナとジュリアン・ウィルソンに絞られることに!試合詳細は以下よりどうぞ
worldsurfleague/2018/billabong-pipe-masters

また今回のハワイ3大会での最優秀選手に贈られる『トリプルクラウン・オブ・サーフィン』の称号はジェシー・メンデスジョエル”パーコ”パーキンソンの2名に絞られました。パーコは本日、五十嵐カノア戦でエクセレントライドを叩き出して破るなど絶好調。バレルスキル、半端ないですね。引退前、現役最後の本大会で優秀の美を飾ることができるのか注目です!

・『トリプルクラウン・オブ・サーフィン』ランキング

本日のハイライト映像やトリプルクラウンランクについては以下よりどうぞ!
billabongpipemasters2018/



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この記事を書いたライター

SurfingKids

AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。