ジュエリーブランド『whitebuffalo』がプロサーファーをスポンサードする理由と想いとは
ライター: WAVAL
WSL QS3000日向プロで5位と健闘した宮坂麻衣子(20歳)
女子サーフィンイベント&プロサーファーをメインにスポンサードする『whitebuffalo』
オリンピックに向け日々盛り上がり続けているサーフィン。今回は女子国内最高グレードのサーフイベントWSL QS3000の冠スポンサーであり、プロサーファーをスポンサードするインデアンジュエリーブランドwhitebuffalo(ホワイトバッファロー)を運営する株式会社ケイズプロジェクト代表の小辻 富明 氏に話を伺った。プロサーファーをスポンサードする理由や想いとは?各ライダーのインタビュー記事も合わせてご覧下さい!(WSL QS3000の大会結果:「番狂わせを起こしてやろう!負けない!というメンタルの強さ」日本女子サーファーが健闘『white buffalo HYUGA PRO QS3000』ファイナルデイ)
・須田那月 & 田代凪沙
種子島出身プロサーファー『須田 那月』逆境を乗り越えて得たものとは
『whitebuffalo』がプロサーファー達に懸ける想い
W: WAVAL / K: 小辻 富明 氏
W: ジュエリーブランドである『whitebuffalo』がプロサーファーをスポンサードし始めたキッカケ
K: whitebuffaloは、弊社が本業の広告制作の傍らで展開するインディアンジュエリーブランドです。Whitebuffaloのアクセサリーは、アメリカで1点ずつネイティブアメリカンアーティストの手作りですから、どうしても価格が高くなってしまいます。例えばバングルで5〜10万円程します。簡単に若いサーファーの子達が買えない金額です。偽物や類似商品もいまたくさんネットで売っていますが、ウチのアクセサリーを買うお金があればサーフボードやウェットスーツや渡航費などサーフィンの物に使いますよね。でもね、
話は戻って・・だから、ほんとは名前なんて別に何でもよかったんです。ホワイトバッファローでも社名のケイズプロジェクトでも。あくまでウチの本業は広告制作のプロダクションですから…。笑
3年前、ウチが制作していた、19歳のアスリートを追いかけるだけのスポーツドキュメンタリー番組があったんです。そこで宮坂姉妹や川合美乃里ちゃん・田代凪沙ちゃんなどと知り合って話を聞くと、女子サーフィン界はまだまだ色々とスポンサーしないと厳しい状況だなと感じたのです。また今の状況でオリンピック競技に決定している事もあり尚更感じました。選手達は親にこれ以上負担はかけれないと思っていて、だからなんとか少しでも応援できればと思って始めたことなのです。
・ネイティブアメリカンアーティストのハンドメイドとなるバングルや各アクセサリー
W: サーフイベントの冠スポンサーとなった理由
K: いま、サポートしている選手は、川合美乃里、松田詩野、須田那月、田代凪沙、宮坂莉乙子、宮坂麻衣子、ボディボーダーで大原沙莉、男子でインドネシアの和井田理央。そして、2019年からプロサーファー黒川日菜子もサポートして行くので全員で9人です。サポートと言っても微々たる金額です。でも、この試合でここまで勝ち上がればインセンティブとして、いくらというのを設定しているんです。これが励みになるとみんな言ってます。
ほんとは顔見知りの女子プロサーファー全員をサポートしてあげたいんですけど…弊社の体力では無理です。でも、日本でQS3000の大会を開催することで日本のすべての女子サーファー達にチャンスを与えて貢献できると考えています。このQS3000の大会が日本女子サーファーみんなに対するサポートと考えています。又、我々が様々な企業にサポートや広告に起用することをお願いしたりメディアに出してもらうこともプロサーファーのサポートの一貫としてお願いしてきました。
W: 3年間プロサーファー達をスポンサードして
K: 今、弊社が彼女達のマネージメント業務も請け負っていますが、これはさすがに少し我々の動きの分の利益もいただく契約にしました。MIZUNOさんが川合美乃里をサポートしてくれたり、パナソニックさんやSHIBUYA109さんが宮坂姉妹や松田詩野を広告に起用してくれたりと、3年前に我々がサポートを始めた時といまはかなり彼女達に対する環境は変わってきてるような気がします。
・8人のサポートライダーの中、唯一の男性サーファー和井田理央
「世界チャンピオンになる夢。自分で決めた事だから頑張れる」バリ在住の兄弟サーファー 和井田 理央・龍貴
・川合美乃里
ジャパントッププロサーファー『川合美乃里』のサーフィン感や素顔に迫る
・松田詩野 左: QS3000 / 右: SHIBUYA109広告
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・渋谷109で開催されたQS3000日向プロのパブリックビューイングイベント。左から湯川正人、大原沙莉、宮坂桃子、清宮佑美
渋谷109で開催されたサーフィンパブリックビューイング!開催レポート
W: サーフィンへの想い
K: 我々はサーフィン界では完全に部外者です。でも部外者だからこそ気づくこともありますし、しがらみを度外視して言いたいことも言えるのかなと思っています。来年は、最短でオリンピック代表も決定するようです。弊社の契約している選手たちも強化選手として名前もあがっています。すごく楽しみです。誰に決まっても我々は全力で応援しようと思います。サーフィン業界がより活気付けばと心から思いますので。
whitebuffalo 公式HP http://www.whitebuffalo.jp
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この記事を書いたライター
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