ガブリエル・メディーナ & カリッサ・ムーアが優勝!五十嵐カノアは3位で世界ランク9位に!ウェイブプール『サーフランチプロ 2018』
ライター: SurfingKids
優勝したガブリエル・メディーナ グラブエアー
人工波ウェイブプールでWCT初開催!歴史的なサーフイベントとなった『サーフ・ランチ・プロ』
WSL(ワールドサーフリーグ) のCTイベントにおいて、人工波施設ウェイブプールを活用した初の公式イベントとなった『Surf Ranch Pro 2018』(WCT2018第8戦 サーフ・ランチ・プロ)。メンズ36人、ウィメンズは18人が出場し、ガブリエル・メディーナとカリッサ・ムーアが優勝、日本の五十嵐カノアは3位、3度目のCT出場となる大原洋人は30位という結果になった。
『サーフ・ランチ・プロ』イベントルール
イベントルールはレフトとライト3本づつ乗り、それぞれのベストライドの合計点で競う。予選となるクオリファイラウンド上位8人がファイナルラウンドに進むことができる。1人づつライディングするのでプライオリティなど試合の駆け引きなどなく、純粋なサーフィンスキルが試され、レギュラーとグーフィーどちらもバランス良く乗れる選手が優位となる。
『サーフ・ランチ・プロ』ハイライト動画
大会2位のフィリペ・トレド。ビッグターン、チューブ、そしてアーリーウープやエアリバースとバリエーション多彩なエアアリルを1波に合計3回も入れた9.8Pライド
“They want more? I’ll give them more” @toledo_filipe #SurfRanchPro @hurley pic.twitter.com/v7KFEI8tqj
— World Surf League (@wsl) 2018年9月9日
ターン、エアー、チューブ、バランス感覚高く、ライト&レフト共に高得点をマークした優勝のメディーナ
Congratulations @gabrielmedina, winner of the 2018 #SurfRanchPro pres. by @hurley pic.twitter.com/SRmWHKEubW
— World Surf League (@wsl) 2018年9月9日
大量のスプレーを飛ばしパワーサーフィン 優勝したカリッサムーア
.@rissmoore10 with the top wave from Finals Day of the #SurfRanchPro pres. by @hurley so far! We are currently on a scheduled break and will resume competition at 11:30 am PST pic.twitter.com/glVu49uXj8
— World Surf League (@wsl) 2018年9月9日
『サーフ・ランチ・プロ 2018』ハイライトムービー
歴史的サーフイベントなった今回のサーフ・ランチ・プロ。今回の成功により人工波でのサーフィンイベントが1つ確立されたことになる。これからのサーフィンの概念、マーケット、練習方法etc…目指すものあらゆる物事や考え方が変わる起点になったと思う。
『サーフ・ランチ・プロ』試合結果
実力派ブラジリアンが1.2フィニッシュ!今回も大活躍した五十嵐カノアはケリー・スレーターに次ぐ4位であるが、イベントフォーマットによりCT結果は3位となる。5位から8位も同様に全員5位という結果となる。
CTランキング
トップ1.2のブラジリアン2人が3位以下を引き離し、ブラジリアン2人のタイトル争いに。五十嵐カノアは9位に浮上!着実に成績を上げCT10位以内でのクオリファイも見えて来た。
ステファニー・ギルモアが1位をキープ。タイラー・タイトは体調不良で長期離脱しており、ステファニー・ギルモア最多ワールドタイトル数タイとなる7度目のタイトルも見えて来ている。
ツアーも終盤で残り3戦となり、フランス、ポルトガル、ハワイと続く。次の『クイックシルバー&ロキシー・プロ・フランス』は2018年10/3〜14となる。ツアー後半戦、要チェックですよ!
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。