ジュリアン・ウィルソン&レイキー・ピーターソンが優勝!WCT2018初戦クイックシルバー&ロキシープロ@キラビーチ
ライター: WAVAL
WSL / ED SLOANE
ゴールドコーストのスナッパーロックス(SNAPPER ROCKS)がメイン会場となるクイックシルバー・プロ・ゴールドコースト(Quiksilver Pro Gold Coast)と、ロキシー・プロ・ゴールドコースト(Roxy Pro Gold Coast)。最終日はサイクロンの影響でサイズアップし、ナッパーズからキラビーチへ移動。今年からラウンドが1つ減った影響で良い感じに短期間でイベントは終了。メンズはジュリアン・ウィルソン、ウイメンズはレイキー・ピーターソンが優勝した。
大勢のサーフィンファンで賑わうキラビーチ
ジュリアンは肩を負傷していたが、数日前に女の子が誕生!本大会は尻上がりに調子を上げ、ファイナルデイでは神がかり的なチューブメイクを連発。潰されたと思われるようなチューブを抜け何度も会場を湧かせていた。ファイナルではエイドリアン・バッカンを破り念願のゴールドコーストプロ優勝を飾った。また1月に結婚したレイキーは本大会は終始、安定したサーフィンを展開。ファイナルもチューブメイクを決め、絶好調だった地元オーストラリアの若手ルーキーケリー・アンドリュー(Keely Andrew)に圧勝。今年はターンの力強さも増しチューブも上手い安定感抜群のレイキー・ピーターソンがこのまま突っ走りそうな雰囲気だ。
ジュリアン・ウィルソン 優勝ハイライトムービー
レイキー・ピーターソン 優勝ハイライトムービー
本大会で注目されたのはトリプルクラウンを制し、注目されていた19歳の若手ルーキーグリフィン・コラピント(Griffin Colapinto)。QFでは3つのチューブをメイクし本大会唯一のパーフェクト10を叩き出した。ジュリアンにSFで敗れたものの本大会いきなりの3位入賞。この活躍により会場のファンの注目も一気に高まった。
ファンの心を鷲掴みしたグリフィン・コラピント。本開会パーフェクト10!!
日本人としてWCT初出場した五十嵐カノアはR4で優勝したジュリアンと、3位のグリフィン・コラピントの組みで惜しくも敗れ9位に。大健闘の初戦となった。試合後は日本人や外国人と多くのファンに取り囲まれていた。
五十嵐カノアが日本人として出場したおかげで会場には日本の国旗が(出場選手の国旗のみが並ぶ)。感無量… 会場でも今までなかった”JAPAN”ワードがMCから連呼されていた。
ついに3✖️チャンピオンのミック・ファニングが次の試合を最後に引退する。オーストラリアで彼はヒーローで、試合後、彼に押し寄せるファンの数も圧倒的だった。R4負敗退後に駆け寄ってきたキッズにサーフボードをプレゼント。そんなナイスガイなミック・ファニング最後の試合は、次回3/28~4/8 のベルズ戦となる。ケリー・スレーターもきっと出場するでしょう。
・ケリーのウェイブプール『サーフ・ランチ』も加わったWCT2018ツアー日程
Rund4敗退後、母と抱き合うミック・ファニング
WSL / KELLY CESTARI
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