プラスチックゴミを減らす活動『Refill My Bottle』とは?まずはシンプルにできることから始めよう

ライター: Nachos

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Refill My Bottle まずはシンプルにできること
インドネシア ギリアイル島(ギリ島)

できることから、と開始したプラスチックレジ袋ゼロ運動

サーフパラダイス、インドネシア バリ島でのゴミ問題(詳しくは:ケリー・スレーターが自然環境 破壊問題について警告「誰か1人のせいでなく、全て僕たち全員の問題だ」)。特に雨季の時期の西側のビーチには季節風の関係もあり、毎日毎日大量のゴミが流れ着きます。

海のために地球のためにシンプルに出来ることを考えてみたらまず『ゴミを出さない、汚さない、キレイにする』ということが思い浮かびます。バリでの大きなビーチクリーン活動『bye bye plasticbags』は2013年に当時10歳と12歳の姉妹がプラスチックのゴミを全てなくすことは難しいけれど”出来ることから”…とプラスチックレジ袋ゼロ運動を立ち上げたことから始まったのですが、今では様々なメディアでも注目を集める団体になっています。

Refill My Bottle まずはシンプルにできること

そして次にご紹介する、旅行者が使うプラスチックボトルを減らす活動『Refill My Bottle』もそのようなシンプルなことから成り立っています。

『Refill My Bottle』とは

インドネシアのリゾート地やサーフトリップでもおなじみのバリ島を中心に、環境のことを考えて、旅行者が使うプラスチックボトルを減らそうと呼びかけている団体。Refill My Bottleに加盟しているお店にはウォーターサーバーが置いてあり、5000RP (約40円)程度で自分が用意してきたボトルに水を入れてもらえます。旅行者の私はマイボトルや水筒などを持っていないため、大きい水のペットボトルをまずお店で購入し、飲み終わったらそのボトルに入れてもらうという方法で使用していました。

Refill My Bottle まずはシンプルにできること

加盟店がどこにあるかは、APPをダウンロード(Refill My Bottle APPダウンロード)すればどこの地域のどこにあるかがすぐわかるようになっています。APPがなくてもバリ島やギリ島ではいたるところで見かけたのですぐ見つかります。またバリ島のングラ・ライ国際空港(Ngurah Rai International Airport)にも説明付きのウォーターサーバーが設置されてるようなので皆さん見かけたら是非チェックしてみてくださいね!

今回、私がバリ島、ギリ3島、ロンボク島をアイランドホッピングした際にも、Refil My Bottleのステッカーが貼ってあるお店で手持ちのマイボトルに水を入れてもらっていました。ギリ島は小さい島で、コンビニやスーパーなどはなく物価はバリ島に比べ高いのですが、加盟店では安価で水を入手できるので地球にもお財布にも優しいのです。

また反対にロンボク島では何故かRefill My Bottleの加盟店がなかったのですが、ホテルやレストランのスタッフにその旨を伝えると快くお水を分けてくれました!その他レストランでフルーツジュースや飲み物を頼む時なども「No Plastic(ノープラスチック)」と言って、ストローなど必要がないものの時ははいらないと伝えるよう心がけていると、それを見ていた小学生の子も私たちの真似をして僕もノープラスチックだよ!と一緒になって行動してくれた時はやったー!と嬉しい気持ちになりました。

Refill My Bottle まずはシンプルにできること
インドネシア ギリアイル島(ギリ島)

シンプルに簡単にできることから始めよう

・What you can do(自分にできること)
海に行ったら一つでもプラスチックを拾ってみる。マイバックやマイボトル、マイストローを使う。

・Education(それを伝えていく)
自分の考えや行動を1人にでも伝えることが出来ればポジティブが広がっていく。大きなことをいっぺんにやろうとするのは大変だけれど、1つだけでもゴミを拾ってみる、ゴミを出さない工夫を考えてみるだけで、自分や周りの人が少しづつ変わっていくかもしれない。私は環境問題に取り組んでいます!なんて大きな声で言える立場ではないけれど、意識を少しづつ変え、行動を少しづつ起こしています。これを見た皆さんがバリ島やインドネシアにサーフトリップや旅行に行った時、少しでも思い出し考えてポジティブが広がって行ったならとても嬉しいです。


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この記事を書いたライター

Nachos

海の近くで育ちボディーボードに魅了され今ではボディーボードに限らずいろんな板を楽しみながらフリーランスエディターとして活動中。ビーチライフを楽しみながらボードを片手に旅に出る。そして旅好き、Bikini好きが高じて海外Swimwearなどのデザインも手掛けるように。 最近ではサーフガールやシングルフィンを優雅に乗るロガーなどクローズアップした水中写真含め Saltybabephotographer (水中サーフカメラマン) として国内外で奮闘中
・Instagram→@nachos.san