初めてのスケートボード選び 各パーツ説明と自分に合ったセットアップ方法
ライター: Sandersonia
スケボー初心者や初めてスケートボードを選ぼうとしている人にとって、選ぶパーツが多くてどれが自分に合っているのか分からない人が多いのではないでしょうか?周りに経験者がいればアドバイスを貰うこともできますが、そうでない人も選ぶ前に簡単な知識を頭に入れておくことは大切。初めてのセットアップ(組み立て)で失敗しないよう、各パーツについて説明していきます。
各パーツ説明と自分に合ったセットアップ方法
# デッキ
デッキとは板の部分を言い、スケボーで一番目立つパーツとも言えます。一見グラフィックが違うだけでどれも同じに見えてしまいますが、見た目だけで選んでしまうと後から後悔してしまうかもしれません。自分の体型や滑り方に合ったものを選びましょう。
【スケボーの幅や反り】デッキサイズやコンケーブとは
基本的にデッキのサイズはインチで表され、7.5~8.0インチがデッキサイズとして主流です。この幅は、狭いとスケボーが軽くなりフリップなどの回し系トリックがやりやすくなりますが、不安定になってしまいます。逆に広くなると、スケボーが重くなるので安定した滑りが必要なミニランプやダウンヒルに向いています。
また、幅だけでなくコンケーブ(デッキを縦向きに見たときの横の反り)やキック(デッキのノーズとテールにある反り)といった板の反りもデッキによって様々です。コンケーブが強いデッキは乗った時の足の接地面が少なくなるので、最初は緩めのデッキを選ぶのが無難でしょう。キックは強いほどオーリーなどのトリックの高さが出しやすくなりますが、テールの地面との距離が長いため、初心者には弾きにくく感じるかもしれません。コンケーブやキックは強い方がトリックをやりやすくなるので、慣れてきてから選ぶ方が良いでしょう。
*スケボーショップで店員さに聞いて店舗購入する際も、最低限の知識を持っておくとスムーズに話も進みますよ!
# トラック
トラックは高さによってHiとLowの 2種類に分かれ、デッキのキックと同様にテールと地面との距離に係わってくるので低い方が初心者向きといえます。また、トラックには硬さだけでなく横のサイズがあり、デッキの幅に合わせて選ぶ必要があります。購入する際には対応したデッキサイズもチェックしておきましょう。
# ウィール
Wheelと書きますが、ホイールではなくウィールと言います。ウィールは、スケボーのスピードや重さ、滑りのなめらかさに大きくかかわります。大きいほどスピードが出やすくなりますが、重くなってしまいます。ほんの数グラムのさですが、フリップなどのトリックをしてみると全く違うことが分かります。
また、Lowトラックに大きめのウィールをつけるとウィールバイト(曲がるときにウィールがデッキに当たり急ブレーキがかかってしまうこと)してしまい危険なので、50~54ミリを選ぶようにしましょう。
ウィールの硬さも数字で表記されています。路面の悪い駐車場で滑るなら97-A、綺麗に整った道路やスケートパークのみで滑るなら101-A、どちらもという場合には99-Aを試してみましょう。また、路面の悪い場所で硬いウィールを使うと滑りがガタガタして騒音もひどいので気を付けてください。
# ベアリング
ベアリングはウィールの回転に必要なパーツです。回転のスムーズさはabecという工業規格で表記されています。数値が高いほどスピードが速くなり一回のプッシュで進める距離が長くなりますが、耐久性は数値の低いものの方が大きくなります。最初はNINJAベアリングのスピードの出過ぎないabec3~5のベアリングを試し、慣れてきたら一番スピードの出るabec7を使ってみましょう。
# 自分に合った自分だけのセットアップを組もう!
各パーツが揃ったら、後は組み立てるだけです。ショップで買えば店員さんが組み立ててくれが、ネットで買ったら自分で組み立てあければいけません。(セットで購入すれば組み上げた状態で配送してくれるネットショップも一部あります)YouTubeで組み方の動画が見れますのでご参考に!
*スケボーショップで店員さんい聞いて店舗購入する際も、このような最低限の知識を持っておくとスムーズに話も進みますよ!
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この記事を書いたライター
Sandersonia
趣味はもちろんスケートボード!ちなみにサンダーソニアは好きなお花の名前。スケートとお花を愛するsk8ライター。