『サーフィンの魅力とは』海と共にあるLifeStyleのススメ
ライター: 清宮佑美
Rider: 清宮佑美
今の私にとってサーフィンが生活の一部になってることが当たり前で、休みの日にやりたいことはまずサーフィン!だし。気づけば天気図や波情報ばかり見てるし。どこか長期で行けるとなれば波を求めてサーフトリップに出掛けちゃうし。こんなにも人生の大半の時間を使いたいと思わせる程の魅力がサーフィンにはあります。
このコラムを読んでる人はすでにその魅力の虜である人が多いはずなので共感してもらえるのではないかと思います。もしまだその魅力に気づいてない人が読んでくれたなら声を大にして言いたい。「今すぐサーフィンを始めるべき!でないと人生の半分くらい損しますよ」(あくまで私の持論です)
私がサーフィンと出会ったのは高校3年生のとき。当時はただのギャルでその時はモテたいから始めたってよく聞く男性がサーフィンを始める理由と似たように、サーフィンっておしゃれ!とアクセサリー感覚で手を付けました。
夏の館山の海で借りたペラペラの薄いショートボード片手に写真を撮って満足。もちろん立てるわけもなく波待ちすらまともにできず、サーフィンて難しいといきなり挫折。それっきりサーフィンに手を付けてなかったのですが、それから半年後。ひょんな理由からFineモデルになり近所のサーフショップでバイトを始めたことが私のサーフィンライフの始まりでした。
あれから14年。私の生活はサーフィン一色になりました。今自分がいる環境や、サーフィンを通じて出会った仲間、仕事までサーフィンに関わることをやらせてもらっているしサーフィンを始めてなかったら今自分がどんな人生を歩んでいたのか。考えると恐いくらいです。
Rider: 清宮佑美
サーフィンの魅力はなんと言っても自然を相手にしているので自分のちっぽけさに気づかされたり、素直に今日生きてること、楽しくサーフィン出来ていることに感謝が出来たり心に余裕を与えてくれること。都会で忙しく過ごしてしまってると忘れてしまう感情が蘇ってシンプルに心が動く。そんな素敵なスポーツに出逢えてつくづく私は幸せ者だと感じます。
サーフィンは個人競技だから時間が空いた時にお一人様でも楽しめます。自然の声に耳を傾けながらゆっくりとサーフィンを楽しむのも贅沢な時間です。でもやっぱり私が好きなのは仲間と一緒に楽しむサーフィン。
誰かの車に相乗りして夜明け前から海に向けて出発。今日は南西風予報だからあのポイントを狙おう。とみんな子供みたいうにワクワクしながらサーフィン談義に花を咲かせれば眠気なんて吹っ飛びます。風も弱い朝イチに朝陽を浴びながらの1R。波に乗ってる時間なんてたった数秒でパドルしてドルフィンスルーして波待ちしてる時間の方が長いのに、あの数秒の高揚感に病み付きになります。たっぷりサーフィンしてお腹が減ったら海沿いのカフェや定食屋さんでランチして潮風を浴びながらちょっとウトウト。夕方のまた風が止む時間帯や潮周りの良い時間帯を狙ってサーフ。海の中から沈んでいく夕陽を眺めたり どんどん移り変わる空の色を見て自然のパワーを吸収すれば充電完了。時には陽が沈んで真っ暗になりながら感覚を研ぎすませて波乗りを楽しむなんて日も。帰りに疲れた身体を温泉で温めてヘトヘトなままベッドに飛び込めば極上の眠りが待っています。
良い波と良い時間をみんなでシェアしてみんなが笑顔になれる。最高な休日の過ごし方。海の側に暮らすことに憧れを持ちつつ 都会暮らしでも十分に週末サーフィンをするライフスタイルでリセットしてまた明日から頑張ろうと思わせてくれます。
私がサーフィンにハマってからは、国内旅行や海外旅行の旅の目的がサーフィンになりました。色んな土地でサーフィンしてみたい。年間に10カ所程訪れるようになりました。サーフィンを通じて各地に友達が出来たことは私のかけがえのない財産です。
こんなに自由気ままにサーフィンできるのも若いうちしかない!今のうちに色んなところに行ってサーフィンしたい。そう思って生き急いでるのかもしれません。今一人だからこそ自由に飛び回って色んな経験が出来ていることも素晴らしいけど 旦那さんと一緒にサーフトリップしたり自分の子供にサーフィンに触れさせてみたら何を感じてくれるのかな?とそんな未来もいいなと想像したりもします。
もっともっと未来には日焼けでシミだらけでたくさん笑った分だけのシワができたお婆ちゃんになってもゆるくサーフィンしたいなと思います。サーフィンを始めるのに遅いことはないし きっと自分の中で何かが変わると思う。ぜひサーフィンを始めてみて欲しいです。
そしてサーフィンをしている私達は自然に感謝して未来までこの豊かな自然を残していけるように一人一人が考え行動していきたいものです。
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この記事を書いたライター
清宮佑美
10代の頃より波乗りを始め、同時にサーファー向けファッション雑誌『fine』の専属モデルを8年間務める。芸能プロダクション ホリプロでTVやラジオ、映画など幅広く活動し 2017年3月をもって10年間所属したホリプロを辞めフリーになり再スタート。
今後は海が好きな女の子の為のプロジェクト TOKYO SELSEA PROJECT(トウキョウ セルシー プロジェクト)の代表として メディアだけに限らず サーフシーンのキーパーソンになれるよう活動を続ける。
・チバテレビ 毎週土曜18:05〜生放送「熱血BO-SO TV」レギュラー、GoProアンバサダー
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