日本人初のメダル獲得!アダプティブ・サーフィン・チャンピオンシップ
ライター: WAVAL
2016年12月、ハンディキャップ・サーファー(英語では「アダプティブ・サーファー」と言われている)の世界選手権「2016 ISAワールド・アダプティブ・サーフィン・チャンピオンシップ(障がい者サーフィン世界選手権)」が昨年に続き、南カリフォルニアはサンディエゴのラ・ホーヤにおいてVISSLA、サンディエゴ州のサポートにより開催された。初回の昨年に続き今年が2回目となるイベントとなった。
ISA(世界サーフィン連盟)とChallenged Athletes Foundation(障害者アスリート協会)がタッグを組み、地元企業スポンサーに迎えて実現したこのイベントだ。世界中のハンディキャップを抱えたトップサーファーたちがここに結集し、障害の程度にクラス分けしてタイトルを争う。
・初回2015年の開催記事:世界中のハンディキャップ・サーファー達に勇気を。史上初のアダプティブ・サーフィン・チャンピオンシップ開催
photo by NSA
今回の参加国は22ヶ国と昨年より更に4つの国が新たに加わり、参加選手は76名と選手も約10名位増えているそう。サーフィン先進国のオーストラリア、アメリカ、ハワイなどでは既に10年以上行われておりクリニックやスクールなども交えた充実した大会となっているの事。障害の程度により6つのクラスに分けられ、日本の伊藤建史郎選手はSA1、小林征郁選手はSA2に出場。SA1、SA2は障害の程度が軽い方になり、両足及び膝立ちが出来るクラスでジャッジ基準も健常者の大会と同じ様に進行。
(出典元:nsa)
伊藤建史郎選手は4位でフィニッシュ。日本からは初参加で初のメダルとなった!また小林征郁選手も7位と大健闘。伊藤選手は「優勝はできませんでしたが世界の義足サーファーたちとカリフォルニアで戦えたことは良い経験になり誇り思います。」とSNSで語った。
・伊藤建史郎 関連記事:【義足サーファー 伊藤建史郎】サーフィンできる喜びとは LLK Vol.4
このようなイベントが今後より日本、世界に広がり、アダプティブ・サーファーの活躍の場が広がれば願う。試合結果、写真、動画はこちらから確認できるので是非どうぞ!(詳細▶︎ isaworlds)
・ファイナルデイ
・伊藤建史郎 photo by NSA
・小林征郁 photo by NSA
【日本チームRESULTS】
・AS-1ディビジョン:伊藤建史郎 4位
・AS-2ディビジョン:小林征郁 7位
・団体総合:日本13位
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>
この記事を書いたライター
WAVAL
サーフィンやサーフカルチャーに興味を持つ人に向けて情報発信する、サーフィン初心者も熟練者も必見のサーフメディア。話題のサーフィン動画、上達のための記事などを人気ランキングやSNSでご紹介。各SNSのフォローを宜しくお願い致します!
・Facebook @keeponsurf
・Instagram @waval.surf
・Youtube @WAVAL
・X @WAVALnet
- 関連するタグ:
- 伊藤建史郎