サーファーが足裏トレーニングで得られる5つのメリットとトレーニング方法
ライター: T.kazu
オーストラリア ヌーサ
管理栄養士&スポーツトレーナー高橋和晃です。足裏は身体の中で唯一サーフボードと接している部位であり、ライディングの土台。足裏をトレーニングすることで、バランス感覚やライディングの向上が期待できます。体幹トレーニングやウエイトトレーニングはしても、足裏を鍛えないサーファーは多いように感じます。今回は足裏をトレーニングする5つのメリットと足裏トレーニングの方法をお伝えします。
足裏のトレーニングが必要な人の特徴
・外反母趾気味
・偏平足(アーチがない)気味
・足の指先が地面から浮いている(浮き指)
・足指の曲げ伸ばしがスムースにできない
このような人は足裏のトレーニングが必要かもしれません。
サーファーが足裏トレーニングで得られる5つのメリット
①バランス感覚の向上
足の裏には以下2つを司るセンサーがあります。
1. 「身体が傾いている・のけ反っている」という身体の重心を感知するセンサー
2. 「波がぼよついている・ガタついている」というボトムを感知するセンサー
この2つのからの情報をもとに身体はバランスをとっています。足裏の機能を高めることでバランス感覚の向上が期待できます。
②ライディングや着地の安定性向上
足の裏にはアーチがあり、サスペンションのような役割を担っています。アーチの働きにより【オンショアの凸凹の波】や【ローラーコースターの着地】などの場面で、インパクトを受け流し身体を安定させることに役立っています。また、膝や腰への衝撃を軽減させる効果もあるので、腰痛や膝痛があるサーファーにとってアーチは重要かもしれません。
③ボードコントロールの向上
ノーズライドやボトムターンなどでボードをコントロールする際は、「グッ」と足指でボードを握るような力が必要になる場面もあります。手指のように足指が動くことで、グリップ力は増しボードをコントロールの向上が望めます。
④レールワークやターンの向上
レールワークやターン…身体の重心はつま先・かかと側とシフトするので、足裏の感覚が増すことにより、重心コントロールの向上が望めます。特に身体の重心は足の親指を中心にとるので、レールワークやターンの鋭さや滑らかさを出すには、親指の機能がポイントです。
⑤足指のつり予防
サーフィンの準備運動で足裏・足指を動かしておくと『足指のつり』の予防が期待できます。これは地味に痛いし、足指のつりで悩んでいるサーファーは多いように感じます。準備運動で足裏の体操はオススメです。
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足裏のトレーニング動画
おすすめの足裏トレーニングを2つご紹介致します。回数は1日何回行っても構いませんが、無理はしないで下さいね。
【注意点】
・無理をしない
・呼吸を止めない
・身体に違和感があれば運動をしない
【方法】
・親指以外の指は付け根から反り、親指を上下に動かす
・強度を上げたい人は、足を広げる
【ポイント】
土踏まずを意識する
【方法】
親指を伸ばし指先を曲げ、足首を返して指を広げる
【ポイント】
タオルを撮むイメージで5本の指先を曲げ、足裏に縦ジワを作る。
まとめ
サーファーにとって足裏はライディングの土台。足裏をトレーニングして、あなたのサーフィンがもっと楽しくなることを願います!
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この記事を書いたライター
T.kazu
【Make your life more comfy】をテーマに管理栄養士・スポーツトレーナー・ピラティスのハイブリットな技術で、一般~スポーツ愛好家の方までの身体作りをサポート!湘南にて日々、奮闘中。 健康相談はお気軽にどうぞ:http://comfy.studio