「ジョエル・パーキンソン」が『GoProチャレンジ・ヨーロッパエディション』受賞

ライター: Tsuyoshi Nakajima

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

パーコのサーフィンは、「サーフィンがうまい」という表現にピッタリ当てはまる。WSL/Kelly Cestari
・”パーコのサーフィンは、「サーフィンがうまい」という表現にピッタリ当てはまる。WSL/Kelly Cestari

2012シーズンの「ワールド・サーフ・リーグ(WSL)」世界チャンピオンであり、「パーコ」の愛称で世界中のサーフィン・ファンを魅了するオーストラリアの「ジョエル・パーキンソン」が、今シーズンの『GoProチャレンジ・ヨーロッパ・エディション』を受賞した。今回はその受賞したサーフ動画もあわせてご紹介しよう。

『GoProチャレンジ・ヨーロッパ・エディション』とは?

「サムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアー(CT)」ヨーロッパ・レッグのイベント中において、イベントのウェイティング・ピリオド(開催期間)中にWSLアスリートから投稿されるGoProを使った映像の中から、最も素晴らしい映像を撮ったアスリート・サーファーに贈られる賞だ。この賞をジャッジメント(審査)するのは、WSLスタッフから3名、そしてGoProスタッフから2名、合計5名のパネル・ジャッジによって受賞者を決定する。ジャッジ・クライテリア(審査基準)は、「映画のような美しい映像」・「撮影する視点」・「撮影における難易度の高さ」を基にジャッジメントされる。

サーフィン ジョエルパーキンソン

パーコの2015シーズン「WSL CTヨーロッパ・レッグ」の成績は、フランスでは25位、ポルトガルで9位、世界チャンピオンの1人であるパーコの実力からすれば、まったく納得のいかない成績だった。しかし、パーコはヨーロッパ・レッグにおける最も素晴らしい「サーフ・フォト・シューティング」を収めた。

ポルトガルでのRound 1では、フェイスではなく空中へと特大のビッグ・ムーヴを描いたパーコ。WSL/Kelly Cestari
・ポルトガルでのRound 1では、フェイスではなく空中へと特大のビッグ・ムーヴを描いたパーコ。WSL/Kelly Cestari

パーコのホームブレイクは、世界有数のサーフ・ゲレンデが多数存在するオーストラリア/ゴールドコースだ。「スナッパ―・ロックス」や「キラ」などの素晴らしいバレル・スポットにおいて、パーコはフォアハンドのバレル技術を磨いて世界タイトルを獲得した。

ホームブレイクであるオーストラリア/ゴールド・コーストでバレル・クルーズするパーコ。WSL
・ホームブレイクであるオーストラリア/ゴールド・コーストでバレル・クルーズするパーコ。WSL

ジョエル・パーキンソンの受賞動画

この『GoProチャレンジ・ヨーロッパ・エディション』の映像は、フランスにある美しくもヘビーなバレルを形成するビーチ・ブレイクで名高い「ホセゴー」において撮影されたものだ。パーコの視点から観る素晴らしい「インナー・バレル」の世界と、最後に魅せる「サーファーならでは」の満面の笑みが印象的な映像だ。受賞したサーフ動画は以下よりどうぞ!▶︎

 

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

この記事を書いたライター

Tsuyoshi Nakajima

「WSL(World Surf League) Japan Regional」ツアーにおいて、2015シーズンまでイベントの「アナウンサー/キャスター/インタビュアー/コメンテーター」などを担当。数々のワールド・アスリート・コンペティションを目の当たりにし、イベントサイトのインターネット・ライヴ中継を通してワールドツアー・アスリート・サーファーたちのヒート(試合)を解説。伊豆をホームに持つサーフィン歴は30年を超え、地元の海において「子どもたちのためのサーフィンレクリエーション」なども主催。
サーフィンのディープな本質や、ワールドツアー・イベントから国内のアマチュア・イベント、How Toなど、サーファーだけではなく、すべての方々にサーフィンを楽しんでいただけるようなニュースをお届けします。