海に広がるBig Smile!障がい児のためのサーフィンスクールOcean’s Love

ライター: tomo

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オーシャンズラブ
NPO法人Ocean’s Lovefacebookより

知的障害を持つ子供達にサーフィンを通じて海の素晴らしさを伝え、
子供たちとその家族の可能性を広げ、また健常者との交流を図る目的で活動しているNPO法人Ocean’s Love
設立者はハワイ在住のプロサーファー、アンジェラマキさん。

自身の兄が障害を持つことから、自分に出来る事は何かと考えていたアンジェラさん。
ハワイで自閉症の子供達にサーフィン体験してもらう活動に、ボランティア参加したことがきっかけでオーシャンズラブを日本で起ち上げた。

モデルやヨガのスペシャリストでもあるアンジェラさん
アンジェラマキサーフィン
アンジェラマキfacebookより

波に乗るまでは海に来て私の目さえも見れずにずっと下を向いていた子供達が、沖にでて波に乗って岸に帰ってくると、蔓延の笑顔!もう一回、もう一回!と沖を指差す子供達を見て、サーフィンが、海がこれほどまでにも人の心を動かす力がある事に感動しました。

活動は今年で12年目に入る。
先週9月10日に神奈川県茅ヶ崎海岸で開催されたサーフィンスクールには関東各県から知的・発達障害のある子供たちとその家族が参加。
計14家族に加え、スタッフ、ボランティアの総勢170名での開催となった。

今年で4回目となる茅ヶ崎での開催。今回のテーマは「愛」。
相手を理解しようとする心を持ち、触れ合いの中で障害児への理解を深めることが目的。
言葉でのコミュニケーションが出来ない子やパニックになる子にも、ゆっくり丁寧に接するスタッフやボランティア。
はじめは海を嫌がっていた子供も大満足の笑顔でサーフィンを楽しんだようだ。

オーシャンズラブこども
NPO法人Ocean’s Lovefacebookより

小川直久・幸男プロよるデモンストレーションも。
小川兄弟プロ
小川幸男プロfacebookより

サーフィンや海に触れる事を通してオーシャンズラブが発信している「ノーマライゼーション」
ノーマライゼーションとは障害者や高齢者がほかの人々と等しく生きる社会や福祉環境の整備、実現を目指す考え方
実現していくには、多くの人に興味を持ってもらい、できるだけ開催地を増やしていきたいと考えている。

現在、神奈川県茅ヶ崎市以外の開催地は北海道、愛知、和歌山、島根、宮崎。
毎年6月〜10月の開催で、参加者は申込み後抽選にて決定。ボランティアは随時募集している。
詳細はOcean’s LoveHPをチェック
NPO法人Ocean’s Love

海やサーフィンが人を元気にする力、癒す力は未知数だ。
実際に体を使って体験することこそ大事。
こちらの記事もぜひご覧頂きたい。
『海のセラピー効果』世界に広がるサーフィンセラピーとは

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

tomo

大好きなサーフィンのために房総半島に移住。 サーフィンはへっぽこ。だけど愛する気持ちはみんなと同じ! 海、山、自然の素晴らしさと共に、サーフィンライフや観光情報などを発信していきます。