新井洋人と村上瞬がビッグスコア！田代凪沙は逆転劇を魅せてR.2進出！

WSL Men’s QS 6,000、Women’s QS 1,500『Azores Airline Pro 2016』

——–「新井洋人(日本)」と「村上瞬(日本)」がビッグスコア！田代凪沙(日本)は終盤の逆転劇を魅せてR.2進出！

ポルトガルのアゾレス諸島において開幕した『Azores Airline Pro 2016(アゾレス・エアラインプロ)』。この権威の高い世界イベントは、WSL(ワールド・サーフ・リーグ)主催によるMen’s 6,000、そしてWomen’s 1,500イベントとなる。

日本国籍のアスリートは8名が参戦。Men’sにトップシードのRound 2から出場となる「大原洋人(日本)」Round 1から出場の「大橋海人(日本)」「新井洋人(日本)」「大野修聖(日本)」「稲葉玲王(日本)」「村上瞬(日本)」「仲村拓久未(日本)」そしてWomen’sのRound 1から「田代凪沙(日本)」。

イベント開幕初日、強い風とカレントの混じる肩～頭前後サイズの難しいタフなコンディションにおいて、Women’s 1,500イベントのRound 1、そしてMen’s 6,000イベントのRound 1 Heat 1～20までを終了した。

Women’s 1,500イベントRound 1 Heat 3に登場した「田代凪沙」は、良い波をつかめずに最後まで苦戦を強いられたものの、ゲームの終盤にパワフルなレール・コンビネーションを魅せて見事に逆転で初戦を飾った。

・Women’s QS 1,500イベントに出場した田代凪沙(日本)。難しいタフなコンディションに苦戦したものの、終盤にパワフルな演技を魅せて見事に逆転でラウンドアップ。

そして、Men’s 6,000イベントのRound 1において、素晴らしい演技と気迫を魅せて勝ち上がった「新井洋人(日本)」と「村上瞬(日本)」。新井は、日本で開催されたWSL QS 1,500イベント「ムラサキ湘南オープン」の覇者。絶好調である電光石火のようなソリッドなバックハンドのコンビネーション・アタックを魅せ、エクセレントに近い7.57ポイントをスコアして勝利。仲村拓久未(日本)もRound 1と見事なサーフィンでトップ通過している。

・ソリッドなバックハンド・アタックでビッグ・スコアをマークした新井洋人(日本)。WSL／Laurent Masurel

続くHeat 20に登場した「村上瞬(日本)は、ゲーム序盤から爆発的な演技と気迫を魅せる。波のフェイスをえぐり取るかのような凄まじいレール・ドリフトと、アゾレスの青い空を突き破るかのような難易度の高い縦回転のビッグ・エアの融合を魅せ、2つのエクセレントに近いスコアをマークして他の選手を圧倒。ブッチギリのサーフィンを魅せて初戦を勝利した。

・エアとフェイスの両方で凄まじい爆発的な演技を魅せた村上瞬(日本)。WSL／Laurent Masurel

・序盤から難易度の高い爆発的な演技と気迫を魅せ、ブッチギリでラウンドアップを決めた村上瞬(日本)

自信に満ち溢れたアスリートの表情を魅せてウィナーズ・インタビューに答える村上瞬(日本)。インタビュアーは村上選手のことを良く知るWSL Japanツアーでもお馴染みの「ベン・ウェイ」氏。

・波選びの難しいタフなコンディションの中、いつもの大野修聖(日本)らしいスピード・パワー・流れの融合する演技が見られず惜しくも初戦敗退。WSL／Laurent Masurel

・序盤から積極的に攻めた大橋海人(日本)だったが、自分のリズムを作ることができずに惜しくも敗退。WSL／Laurent Masurel

・第３ヒートにクレジットされた稲葉玲王(日本)だったが、他の選手のアクシデントにより最後のヒートに回された。それでも最後まで集中力を絶やさずにリードしていたものの、終了間際にまさかの逆転劇を受けて惜しくも敗退となった。

・2016 Azores Airlines Pro pres. by Sumol Highlights▶︎

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WSL Men’s QS 6,000、Women’s QS 1,500『Azores Airline Pro 2016』イベントサイト：
http://www.worldsurfleague.com/events/2016