スヌーピーやガチャピンも!サーフィンする日本と世界のキャラクターたち
ライター: Mg
じつはおなじみのあのキャラクターたちに普段とは違うサーファーの顔がありました。サーファーキャラクターグッズと共にご紹介!どうぞゆるい感じでお楽しみください♪
かつてWAVALにも登場したキャラクター
1.ガチャピン
皆さんおなじみのガチャピンがノースショアの波とひとつになり45秒間のライディングをノリノリで披露しています。このまま水に落ちてしまったら大変ですが、そこはどんなスポーツでもこなすガチャピン、サーフィンもなんのそのです。
▶︎『ガチャピンのサーフムービー』5歳にして脅威の運動能力!
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2.ドナルド・マクドナルド
言わずと知れたアメリカの大手ファーストフードチェーン「マクドナルド」のマスコットキャラクター、ドナルド・マクドナルド(本名はロナルド・マクドナルド)。お店の前に立つドナルド・マクドナルドは世界の各国ごとに特徴があったりします。たとえばタイなどは胸の前で合掌する「コップンカー(ありがとう)」のポーズをするドナルド・マクドナルドがいたり、バリのドナルド・マクドナルドに至っては波乗り中!
flickr
このところ海外で社会現象化している「不気味なピエロ」問題でとばっちりを食い、先月10日、当面の露出の自主規制が報じられたドナルド・マクドナルド。しかしInstagramにアップされた勇敢なサーフィン姿など今後もどんどん見せてもらいたいものです。
▶︎マクドナルドの『ドナルド・マクドナルド』。世界をサーフトリップ!
仮装で再現
3.ディズニーキャラクターのサーフィンスティッチ
4.ダースベイダー
仮装ですね。波の上で隣のサーファーからライトセーバーらしきものを受け取る演出など細かい工夫があるようです。
5.ミッキーマウス
この着ぐるみで海にどうやって入るんだろうという心配はご無用。波乗り前のイメトレまでで終了しています。
少年漫画
6.スラムダンク
売上総数1億2,000万部突破の超人気漫画「スラムダンク」。不良少年だった高1の主人公、桜木花道が女の子目当てで始めたはずのバスケに徐々に目覚めていき、やがては青春を懸けてのめり込んでいく様子を描いた90年代のスポーツ漫画の金字塔的作品です。「あきらめたらそこで試合終了だよ」などこの漫画の名言に触れたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。※英語版スラムダンクでこのセリフは”WHEN YOU GIVE UP, THAT’S WHEN THE GAME IS OVER.”と訳され、英語になってもどことなくキャッチーな響きのカッコよさがあります。
サーフィンと関係がなさそうですが驚くことに桜木花道のライバル校の選手、色黒の「牧 紳一」はサーファーだったためにその肌の色であったことが番外編で明かされています。
漫画は1996年に完結。しかし作者の井上雄彦氏は現在も「スラムダンク奨学金」という高校卒業後のアメリカへのバスケ留学を支援する活動を継続されています。
7.湘南爆走族
実在する辻堂駅周辺、また神奈川県立茅ヶ崎高校(作中では神奈川県立波打際高校)の外観がモデルとされたギャグ満載の暴走族ストーリーで、江口、サーファーの聖二、「地獄の軍団」権田が伝説の大波に挑む展開になっている回があります。
以下ネタバレ→サーフィンに限って言うと江口は片手でサーフボードを抱えバイクに乗ったまま大波の立つ海の中へ爆走していきます。その姿を追うサーファー。海の中には権田が。3人はギネス記録も驚きの大波を制し、その大波の上で会話もできるという離れ技を見せています。
根強い人気作の「湘爆」。今年10月31日にはなんと連載終了後30年の時を経て、生原稿や作者・吉田 聡氏のロングインタビューを交えながら作品を振り返る特集のムック本が発売されています。
レトロなアニメキャラ
8.グーフィー
Hawaiian Holiday (1937)という作品の中でディズニーキャラクターたちの貴重な海辺の姿が。1937年というと日本は昭和12年(第二次世界大戦終結が昭和20年です)、世界では近代サーフィンの父と呼ばれるデューク・カハナモクがサーフィンの普及をはじめてほどない頃でもあります。
波乗りはグーフィーが披露。迫力のサーフシーンというよりはアメリカの古いアニメなどによくあるような往来のギャグセンスが光る仕上がりとなっています。
こんな時代が確かにあったのですね。
ちなみに日本にサーフィンが入ってきたとされるのはこれより後の1960年(昭和35年)前後で、現在WAVALでも記事を書いていらっしゃるドジ井坂氏がこうした日本のサーフシーンが始まったばかりの頃からご活躍されています。日本のレジェンドのおひとりです。
9.スヌーピー
サーフィンのシーンは1:03~始まります。スヌーピーはサーフィンがすごく上手、レールワークも絶妙で相当の腕前を見せます。
長い髪ならぬ長い耳をなびかせ波を軽く乗りこなすスヌーピーの身のこなしにはアニメであることを忘れて尊敬してしまうものがあります。
じつはスヌーピーとサーフィンは意外にも関わりが深いところがあり、サーフィンをモチーフにしたスヌーピーのグッズは数多くあります。中でもハワイ限定となる「日焼けスヌーピー」のシリーズがレアです。
10.トムとジェリー
1967年(昭和42年)作品。良い波に乗れてよだれをたらさんばかりに満足げなトム。行く先のサメから逃れようとするパドルの速さは目にも止まりません。さすがと言いたくなるベタな展開に「こうなることは分かっていた」と思いながらも見てしまう魅力があります。サーフィンにテンションが上がりっぱなしのトムがいい味を出しています。
良い波に乗れてよだれが垂れてきそうに満足げな様子を見せるトム。
いつの時代も未知で憧れの「海」「サーフィン」
数々の名キャラクターたちの織りなすサーフィン模様には驚きのキャラクターも登場。
中には極端に描かれている部分もありますが海やサーフィンとはそれほど人々にとって未知で憧れのものとして目に映っていたのでしょうし、長きにわたりサーファーに限らずとも世界中の多くの人々から興味を持たれてきた対象だったことを思わされますね。
中には古い時代のものもあります。後世、いまの自分たちのサーフィンは未来の人々にどのように思われるか分かりません。それでも海やサーフィンを愛する気持ちだけはどの時代の人々にとってもきっと変わらないことでしょう。
過去、現在、未来。いくつもの時代を、キャラクターたちの演じる愛らしいサーフィン姿にずっと繋いでいって欲しいものです。
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
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この記事を書いたライター
Mg
海の街に暮らしています。 海をベースに、人と自然の交わるところで日常がより良くなるような情報を発信していきます。