ソウルサーファー べサニー・ハミルトンが帰ってくる【WCTフィジー戦】
ライター: Mg
【ソウル・サーファー】ベサニー・ハミルトン
べサニー・ハミルトンといえば、サーファーに限らずとも映画「ソウル・サーファー」でご存知のことでしょう。13歳だったべサニーが地元ハワイのカウアイの沖でサーフィン中、シャークアタックで左腕を失い、不屈の精神で再起を果たすまでの実話が元となった物語です。そしてべサニーは今やWCT・ワールドチャンピオンシップツアー入りを果たすほどの世界トップクラスのサーファーとしても知られています。
ちなみに東日本大震災ではチャリティーイベントのため日本の被災地にも足を運んでいます。
さてそんなべサニー、めでたく結婚、そして昨年には第一子を出産しました。それから1年も経たない今年の初めにはハワイのジョーズ(ピアヒ)でのビッグウェーブへのチャージの動画をドロップし世間を驚かせています。 ベサニー・ハミルトン産後7ヶ月でマウイのビッグウェーブにチャージ
今回もまたそのべサニーによる驚きが。
フィジー戦ワイルドカードでの出場決定
ウィメンズの大会で5月29日~6月3日までのウェイティングピリオドがスタートするWCT第5戦フィジーウィメンズプロで、出場枠ではなかったべサニーにワイルドカードでの出場が決定しました。ラウンド1のヒート3で、今季4戦中すでに3度の優勝を遂げているタイラー・ライト、昨年のQS6000全豪オープンで優勝を果たしているニッキ・ヴァン・ダイク、そしてべサニー・ハミルトンという組み合わせとなっています。
べサニーはすでに現地入りしウォームアップ中。
ほかの女性サーファーの中でも際立ってビッグウェーブを得意とするべサニー。現地は週明け、巨大なスウェルがくることが予想されています。現地メディアによりベサニーのスタイルとフィジーの波がよく合っている様子、そしてベサニー自身(本番で)うまくやれるだろうと語った自信のほども明かされ、このフィジー戦、べサニーはさらなる奇跡を起こすのではと期待されます。
フィジーウィメンズプロ・ラウンド1 マッチアップス
Heat 1: タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)、マリア・マニュエル(HAW)、アレッサ・クイゾン (HAW)
Heat 2: サリー・フィッツギボンズ (AUS)、 ビアンカ・ビュイテンダグ(ZAF)、 キーリー・アンドリュー (AUS)
Heat 3: タイラー・ライト(AUS)、 ニッキ・ヴァン・ダイク (AUS)、 べサニー・ハミルトン(HAW)
Heat 4: コートニー・コンローグ (USA)、 ブロンテ・マコーレー (AUS)、 ココ・ホー (HAW)
Heat 5:カリッサ・ムーア (HAW)、 セージ・エリクソン (USA)、 チェルシー・トゥアク (BRB)
Heat 6: ステファニー・ギルモア (AUS)、 ジョアンナ・デフェイ (FRA)、 ローラ・エネバー (AUS)
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この記事を書いたライター
Mg
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