ミック・ファニング2016年の重大な決断

ライター: SurfingKids

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ミック・ファニング イベント

2015年は決勝でのシャークアタックやツアー中の兄の死。訃報や不慮の事故に見舞われ大きな精神的ダメージを受けていたミック・ファニング。そして2016年は離婚から始まります。多くのファンは試合を継続し続けるミックの精神的強さに心打たれたと同時に、身体的な負担への心配もしたことでしょう。

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今まで3度のワールドチャンピオンに輝き昨年もサーフィン自体は絶好調でタイトルを争っていたミック。今回ミックのメインスポンサーリップカール(RipCurl)の冠イベント、ベルズビーチ リップカールプロには出場し、それ以降の試合はフル出場せず選らんで参戦することを発表。休息期間とするようです。

また昨年シャークアタックに遭ったJベイには参戦するが、サメの出没しやすい早朝と夕方は海に入らないとのこと(笑)。恐怖を克服するリベンジということですが、やはりこの場所での朝夕は避けたいですよね。


 

本人は引退ではないと語っており、過去にもケリー・スレーターなど、何人もサーフィンと一時的に距離を置くサーファーもいたので、よりパワーアップするのではないかと思います。少し距離を置き、休息し、俯瞰してサーフィンを見てみることもサーフィンを大きな視点で考えることのできる良い機会だと思います。

去年のミックの活躍、精密機械のような正確な高速ターン、また今年エルニーニョのおかげでスーパーウェイブが炸裂し続けているスナッパーロックスでのライディングを見ていると、2016年は数少ない出場であってもトップ22に入りクオリファイしてきそうです。または2017年はWSL特別枠であるワイルドカード出場でも盛り上がりそうですね。

逆境を乗り越え新たなチャンスをつかんで欲しいと心から願います。

▶︎ミック・ファニング スナッパーロックスで圧巻のバレルテクニック
ミック・ファニング


記事参照元&写真素材元:
http://www.worldsurfleague.com
http://www.surfline.com

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この記事を書いたライター

SurfingKids

AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。