幻のレフトが存在する!?ケリー・スレーターのウェーブプール

ライター: ario

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【ケリー・スレーターのウェーブプール】ロブ・マチャドがインスタグラムにポスト

ベールを脱ぐなり世界を期待と熱狂の渦に巻き込んでいるケリー・スレーターのデザインしたウェーブプールケリー自らテストライドする映像に映し出された一糸乱れぬ美しいシェイプの波に世界中のサーファーが息を飲んだ。(詳細▶【ケリー・スレーター】新ウェイブプール&サーフィン映像を公開

シリンダーバレルにリッパブルなオープンフェイスとなんでもありのマシンウェーブは映像を見る限りライトオンリーで、グーフィーフッターのサーファーは「ぜひレフトの波も作ってほしい!」と熱望していることだろう。それはプロサーファーだって同じ事。グーフィーフッターのレジェンドと言えばロブ・マチャドだが、マチャドは自らのインスタグラムにジョークでこんなポストをしている。

 


Thanks @kellyslater for making me a left… Nobody will ever find it… The best artificial wave ever made.

rob_machadoさん(@rob_machado)が投稿した動画 –

「ケリー、オレのためにパーフェクトなレフトを作ってくれてありがとう…きっと誰も見つけられないよ…過去最高のマシンウェーブだね」

こちらは単にケリーが公開した映像を反転させているだけなのだが、技術的には実際にこんなレフトの波を作る事も可能なはず。ただ、ケリーのウェーブプールのシステムでは同じプールでライトとレフトの波を同時に楽しむ事はできないはずなので、それを可能にするためにはライト用とレフト用、2つのプールを用意しなくてはならないだろう。費用の問題、建設場所の問題などクリアすべきことも多く、一般サーファーにサービスとして提供されるまでにはまだもう少し時間がかかりそうだ。しかしながら実現すれば、秘境までサーフトリップに行かずともこんなパーフェクトな波に乗れるチャンスが手に入る、まさに夢のようなプロジェクトである。今後もその動向から目が離せない。

こちらのリンクは2011年にケリーがCBSのニュースに出演しインタビューに答えているものだが、動画後半の4’00”過ぎから、まだ計画段階にある「ケリースレーターウェーブカンパニー」のウェーブプールを紹介するパートがある。今回ローンチされた実際の波の映像と見比べてみてはいかがだろうか。

 

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この記事を書いたライター

ario

オウエン・ライトの身長とロブ・マチャドの髪質を授かったが、残念なことにレギュラーフッター。三人の娘を育てながら、日々サーフライフバランスの実践を模索中。出没ポイントは千葉一宮。