【How to】サーフィンテクニック-バックサイドオフザリップのコツ
ライター: WAVAL
オフザリップ
オフザリップとは、ボトムターンからフェイスを上がり、波のパワーのあるトップ(今にも崩れそうなリップ)にボードを当て込んでターンする派手なアクション。派手でかっこいいだけでなく、スピードを得られるとても重要なアクションです。オフザリップは基本となるボトムターンが出来るようになったら次にマスターすべきトップアクションとなります。
とても分かり易いバックサイドオフザリップ解説
デーン・レイノルズから学ぶサーフィンテクニック
マリーンレイヤープロダクションズからドロップされたデーン・レイノルズのサーフムービー「Dolores Raw」。バックサイドオフザリップのコツを掴むには、このフィルムを観てもらうと分かり易いため今回はこちらの映像と画像を元にキーポイントを分解して解説します。
まずは動画をどうぞ。その後に画像によるキーポイント解説をご覧下さい。▶
Dolores Raw from Marine Layer on Vimeo.
バックサイドオフザリップのキーポイント別解説
・波の崩れ方を見ながらパワーゾーンを見極め、テイクオフの場所、タイミングをはかります。
・リラックスして奇麗にテイクオフ。無駄の無い動きです。
・波の掘れ具合にあわせてテイクオフの時からレールを入れ、安定させます。
・膝を内側に入れ膝を曲げ、足腰を柔軟に動くようにセットします。それにより波質に合わせて柔軟に対応することが可能になります。このときサーフィンにとても大切なライン取りを視野に入れていきます。波の崩れ方を見極め予測し、できる限りボトムとトップの距離を作り、レールを長い時間、深く水面に入れる深く大きなボトムターンを目指します。
・ボトムに降りたら、力を抜き腰を立て胸を起こし、一度ベースを整え安定させます。必要に応じてステップバックして後ろ足加重に移し、徐々に深く回転性の高いターンに移行していきます。
・後ろ足加重で、波側の手を水面に近づけ、ボードのレールを一気に入れていきます。この時の波側の腕のリードが足、腰、上半身をうまく連動させるための重要なキーとなります。
・岸側の腕もリップ方向に振ることで、より角度を付けてリップへ上がることができます。
・初めは当て込みたい場所の30センチ手前くらいを狙うと良いでしょう。波が崩れかけるパワーゾーンに当て込むのがベストです。
・フロントサイドオフザリップと比べ、やや早めに上半身を岸側に向けます。
・岸側の足を胸に引きつけボトムに降ります。
バックサイドオフザリップの腕の動きなどを極めると、スピードの付き具合も変わりますし、フロントサイドカービング、カットバックも自然とキレがでます。体の5感全てを使って覚えるイメージで、何度もトライしてマスターして下さい。サーフィン感がきっと変わります!
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この記事を書いたライター
WAVAL
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