意外と簡単!ウェットスーツの接着割れや、切りキズ等の修理方法
ライター: STEELE
今回はウエットスーツの修理方法を市販のウエットスーツボンドを使ってご紹介します。サーフィン中にフィンが当たって切れたり、無理な体勢を取って破れてしまった、接着部分が剥がれてきた、などなど、ウエットスーツに破れ、割れ、キズなどはよくあります。専用ボンドはよく売られているけど、うまく接着できないという方も多いのではないでしょうか?
ウエットボンドを使った簡単修理方法
ウエットスーツのボンドは、「塗ったら乾かす!」が基本。今回の修理箇所は、ラバーの表面のキズになります。この一通りの修理方法を順を追ってみていきましょう。(※作業に入る前に、必ず換気を行ってください。ボンドは溶剤です。別途取扱説明書も必ずご覧下さい。)
●用意するものと手順●
1)傷口の汚れを落とし、よく乾いているか確認してください。
2)ご用意いただくのは、市販のウエットスーツボンドと竹串。(短い爪楊枝より、長い竹串のほうが◎)
3)竹串に少しだけボンドを取り、修理する箇所の両面に、ボンドを薄く塗ってください。
※パーツとパーツの間など、元々接着がされていた箇所については、割れ目にボンドを塗ると、元の接着剤が反応して余計に割れ目が広がっていきますので、出来るだけ広がらないように塗布してください。
4)ボンドを薄く塗り終えたら、塗布部分を開いたまま10分程度そのまま乾かします。
5)乾いたら切り口部分がズレないように接着し、強めによく揉んでください。
6)少し引っ張っても開いてこなければ完了です。
よく盛るようにべったりとボンドを塗っている方を見かけますが、見た目が悪いだけでなく、表面は比較的ボンドがのりにくいので、そこからまた剥がれてくる可能性がありますので、断面のみに塗布するのがベストです。
この他にも、ラバーとラバーのつなぎ目やラバーとジャージのつなぎ目ようなウエットスーツのパーツのつなぎ目にも応用可能。なお、ジャージ部分の修理には、この方法は使えません。ジャージ部分の裂けやキズには縫製が必要ですので、その場合は最寄りの販売店へ修理を依頼されてください。
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この記事を書いたライター
STEELE
ファミリーと一緒に海に行くことが多いSTEELE。
湘南の鵠沼や辻堂を拠点にサーフィンを楽しんでいる。サーフィンのことはもちろん、サーフボードやウエットスーツ、SUPのことなど、海の遊びを中心に、ライトユーザー向けの分かりやすい記事を発信しています。
TUTTO WETSUITS DESIGN(http://www.tutto.jp)
オンラインを中心としたフルオーダー(カスタマイズ)専門のウエットスーツブランド。初級からコンペティターまで幅広い層のユーザーに支持を得ています。湘南にオフィス兼ショールームをおいて、コストパフォーマンスの高い最新スーツを展開しています。