【日本人初の快挙!】大原洋人、終了間際の大逆転優勝QS10,000
ライター: Katsu
本日、カリフォルニア・ハンティントンビーチにて行われた全米一のサーフィンビッグイベントQS10,000 ”Mes’s Vans US Open of Surfing 2015″にて、大原洋人が日本人初の快挙となる優勝!!!
クォーターファイナルではカノア五十嵐との日本人対決。東京出身の両親を持つカノア五十嵐だが、大会開催地ハンティントンビーチで育ったジャパニーズアメリカン。ローカルナレッジを活かし、クォーターファイナルまで駒を進めてきたが、僅差にて大原洋人がこのゲームを制し、ファイナルへ進出。
ファイナルでは、ブラジリアンCTサーファーのフィリップ・トレドを制してファイルへ進出した、ハワイ出身のタナー・ヘンドリクソンとのハードな対決。
序盤、大原洋人はバックサイドとフロントサイドの波にてエアーも含め、5.33ポイント、5.17ポイントと2本のライディングをそろえトータル10.50ポイント。一方のタナー・ヘンドリクソンは7.00ポイントのライディングのみで、大原洋人がリード。
しかし、そこからタナー・ヘンドリクソンが5.90ポイントを獲得し、前半20分経過時点で、タナー・ヘンドリクソンが2.40ポイントのリード。そこから15分間、良い波が入らず大原洋人には厳しい状態が続く。
残り時間4分となるところで、優先権を持つ大原洋人に待望のセットが入ってくる!タナー・ヘンドリクソンはフロントサイドへ、そして大原洋人はバックサイドへ。タナー・ヘンドリクソンはエアーを試みるが、コンプリートできず、ロースコア。
一方の大原洋人は、3発のビックターンからのトップアクションから、インサイドでのアクションも決め、ガッツポーズでフィニッシュ!!!見事、9.17ポイントを獲得し、終了間際の逆転で、快挙となる日本人初優勝!!!
100,000ドル(約1,240万円)の優勝賞金と、10,000ポイントを獲得し、QSランキングも81位から13位へジャンプアップ!2016日本人初のCTツアー参戦への夢を大原洋人が今彼の元へ引き寄せました!!!
会場も視聴者も大興奮!
大原洋人 ファイナルでの逆転9.17ポイントライディング!
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この記事を書いたライター
Katsu
出張先で気に入ったカリフォルニア・サンディエゴへ移住、もうすぐ2年。ソフトウェアエンジニアとして働きつつ、仕事後と週末はサーフィン。バスケットボールをプレイ中に、うっかりアキレス腱を切ってしまい、目下リハビリ中。