グリフィン・コラピントとジョアン・ディファイがリップカールプロ・ポルトガルで優勝

ライター: WAVAL

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グリフィン・コラピントとジョアン・ディファイがリップカールプロ・ポルトガルで優勝
Photo by Damien Poullenot

・グリフィン・コラピント、2度目のスーパーチューボス・タイトルとランキング首位を獲得
・ディファイ、ヨーロッパ初優勝で世界ランキング2位に浮上
・ユーイングとライトがポルトガルで準優勝

本大会も活躍した五十嵐カノアは世界ランク6位と上位をキープし、コナー・オレアリーは10位に。

PRAIA DE SUPERTUBOS, Peniche / Portugal  – 、2024年WSL CT 第3戦、MEO Rip Curl Pro Portugal presented by Corona最終日。4~6フィートの波で行われたファイナルで、グリフィン・コラピント(USA)とジョアン・ディフェイ(FRA)が、イーサン・ユーイング(AUS)とタイラー・ライト(AUS)をそれぞれ下して優勝を飾った。(関連記事:五十嵐カノアが9位、コナー・オレアリーが17位!CT第3戦 リップカールプロ・ポルトガル

コラピント、スーパーチューブで2度目のタイトルを獲得

準決勝のメディーナ戦でもバックサイドが冴えていたグリフィンは、決勝でも序盤からバックサイドで先制。イーサンも後半、ソリッドなバックサイドで7.4をスコアして反撃を開始。残り10分、イーサンは決めてれば逆転のエンドセクションで、板が僅かに残ってしまった分バランスを崩し痛恨のワイプアウト。このミスで試合の流れは完全にグリフィンに。

この後グリフィンはレギュラーサイドのバレルライドで8.23をスコアすると立て続けに、バックサイドのディープバレルも成功させ9.67をスコア。終盤に来て試合の流れを掴んだグリフィンが優勝を決めた。

グリフィン・コラピントとジョアン・ディファイがリップカールプロ・ポルトガルで優勝

グリフィン・コラピント「準決勝まで勝ち上がった弟のクロスビーのサーフィンは本当に素晴らしかったし、見るのが楽しかった。彼のサーフィンに夢中になって、まるで自分がヒートを2回サーフィンをしているようだった」「オフシーズンに股関節の手術をして、海に復帰するのに3ヶ月近くかかったんだ。すごく努力したからすぐに報われると思ったけど、ハワイでは9位を2回取れよ。」

2022年のペニシェ大会の優勝者であるコラピントは、ファイナル当日、ジョアン・ドゥル(フランス)とガブリエル・メディーナ(ブラジル)を倒し、バレルライディングを披露して優勝。昨年の世界No.3のグリフィンは、暫定世界ランキング1位にランクアップし、イエロージャージでオーストラリアに向かう。またユーイングはオーストラリアに帰国する前に、この結果で正式にミッドシーズン・カットのクリアを決めた。

ガブリエル・メディーナが復活!

オープニングラウンドは不調に終わったが、3度の世界チャンピオンに輝いたガブリエル・メディーナ(ブラジル)は、再び調子を取り戻し、慣れ親しんだこのイベントで勢いをつけ始めた。QFでは 16.60、17.16、トータル18.00を記録してセミファイナルに進出した。メディーナはセミファイナルでコラピントと対戦し、最後のライディングで大逆転かと思われたたが惜しくも届かず敗れた。この結果でメディーナは勢いと自信をつけ、ランキング15位に浮上した。

本大会活躍した五十嵐カノアは世界ランク6位と上位をキープ、コナー・オレアリーは10位となっている。

グリフィン・コラピントとジョアン・ディファイがリップカールプロ・ポルトガルで優勝

ジョアン・デフェイはCT通算6勝目

女子ファイナルは波が少なく、経験豊富な2人のサーファーの神経が試された。ジョアン・ディフェイ(フランス)は、まず2本スコアし、対戦相手のタイラー・ライト(オーストラリア)にプレッシャーをかけながら、徐々にタイムアップへと向かった。ジョアン・ディフェイはこれまでビッグイベントで勝利してきたように、洗練されたバックハンドターンを右セクションで披露。時間が経つにつれ、タイラー・ライトはオープンウォールを見つけることができず、ディフェイが勝利を手にした。

グリフィン・コラピントとジョアン・ディファイがリップカールプロ・ポルトガルで優勝

これでディファイはCT通算6勝目、ヨーロッパでは初優勝となり、ランキングも2位に浮上。また昨年はシーズン序盤に怪我に悩まされ苦しいシーズンを送ったが、この優勝は彼女が100%の状態に戻ったことを示すものでもある。「怪我をしていても、家で過ごす時間は本当に楽しかった。コンテストに戻って感覚を戻すのは難しかったけど、懸命に動いたわ。」

タイラー・ライト「この1年は、自分にとって本当に重要なポイントになると感じている。このポルトガルの大会は私と妻にとって1年で最も好きなイベントなんだ。」健康上の問題や、キャリアと人生を進展させ続けるために行った変化についてオープンに語ったライトは、自分のフォームを取り戻し、大会連覇中のベルズビーチに向かう。

グリフィン・コラピントとジョアン・ディファイがリップカールプロ・ポルトガルで優勝

ALL THE HIGHLIGHTS // MEO Rip Curl Pro Portugal presented by Corona 2024

https://www.worldsurfleague.com/

 



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