五十嵐カノアが準優勝、世界ランキング6位へ!ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラムが優勝!CT第2戦サンセット最終日

ライター: WAVAL

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五十嵐カノアが準優勝、世界ランキング6位へ!ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラムが優勝!CT第2戦サンセット最終日
優勝したオージーコンビ。ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラム Photo Tony Heff/WSL

・ピクラムがサンセットで連勝、ランキング首位に浮上
・ロビンソン、サンセットでほぼ完璧な演技を披露
・五十嵐とサクラ・ジョンソンが準優勝に輝く
・ピクラムとフローレンス、世界ランキング1位でポルトガルへ

オーストラリア人のモリー・ピックラムとジャック・ロビンソンが優勝

サンセット・ビーチ、オアフ島、アメリカ合衆国 – 本日、2024年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第2戦、Hurley Pro Sunset Beachがサンセット・ビーチで開催され、モリー・ピックラム(AUS)とジャック・ロビンソン(AUS)が6~8フィートのパーフェクト・ライトで優勝。オアフ島ノースショアの試練の地は、今回も世界最高峰のサーファーたちに、ソリッドな波、シフティング・ラインナップを提供した。

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五十嵐カノアが準優勝!世界ランキング6位へジャンプアップ!

五十嵐カノアが準優勝、世界ランキング6位へ!ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラムが優勝!CT第2戦サンセット最終日
Kanoa Igarashi Photo Brent Bielmann/WSL

ジャック・ロビンソン(オーストラリア)はサンセットでCT初勝利を挙げ、CT通算6勝目を挙げた。CT初戦パイプでラウンドオブ32で逆転負けを喫したが本イベントを完全に支配し、最高の形で復活を遂げた。

ジャック・ロビンソン「ここ数ヶ月、家ではクレイジーな日々を過ごしていた。ここに来る前には出産もあったし、すべてが新しい事で、順応していくだけだった。今日はとても楽しい。パイプの出だしが良くなかったのは分かっているけど、そんなことは関係なくて、ただ楽しもうとしていたんだ。サンセットはとてもクールな波だったけど、ここのインサイドで2回もチューブインできたのは初めて。カノアと一緒にファイナルを迎えられたことは、僕らが一緒に育ってきて、ずっとこうしてやってきたからだね。これからもクールな戦いはまだまだ続くよ。」

ジャック・ロビンソンがエクセレント8.17を含む14.34で序盤から大きくリードしコンボに。しかしカノアはソリッドな波でバリエーションを入れた4ターンを決め7.33をスコアし、差を詰める。しかし中盤、プライオリティを持ったジャックがビッグセットを掴み、深いカービングからダブルチューブをメイクし9.87をスコアし再びコンボに追い込む。カノアもバックアップを伸ばすが届かず、ロボが優勝を飾った。

五十嵐カノアが準優勝、世界ランキング6位へ!ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラムが優勝!CT第2戦サンセット最終日

五十嵐カノアが準優勝、世界ランキング6位へ!ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラムが優勝!CT第2戦サンセット最終日

五十嵐カノアはパイプでの無念の早期敗退の後、大きな結果を必要としていたが、サンセットの大きなオープンウォールで調子を取り戻し、電光石火のターンで結果を出した。

五十嵐カノア「カリフォルニアで育った自分にとって、ハワイは飛行機で1本の距離にあり、トレーニングに来なければならない場所だった。小さい頃は、大きな波でサーフィンするためにここノースショアに来るのが怖かった。でも何年も通い続け、できる限り時間を費やすようにした。ツアーでトップサーファーになるには、ここでいい結果を出さなければならないと思っていました。今年のスタートには本当に満足しているし、この調子でいきたいですね。」

・五十嵐カノア最終日ハイライト映像

五十嵐カノアが準優勝、世界ランキング6位へ!ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラムが優勝!CT第2戦サンセット最終日

五十嵐カノアが準優勝、世界ランキング6位へ!ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラムが優勝!CT第2戦サンセット最終日
Kanoa Igarashi Photo Brent Bielmann/WSL

五十嵐カノアが準優勝、世界ランキング6位へ!ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラムが優勝!CT第2戦サンセット最終日
Kanoa Igarashi Photo Tony Heff/WSL

五十嵐カノアが準優勝、世界ランキング6位へ!ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラムが優勝!CT第2戦サンセット最終日

ピックルムがサンセットで連勝、ランキング首位に浮上

モリー・ピクラムは波の最もパワフルなセクションに容赦なくアプローチし、ビッグスコアをスコア。サンセットで連覇を達成した。今回の優勝でピクラムはイエローのリーダージャージを着用し、新たな世界No.1として2024年CTの次の開催地、ポルトガルに向かう。

モリー・ピクラム「タイトルを防衛するのは、このスポーツではとても難しいことなの。今回の大会では自信はなかったけど、常に信念を持ち続けていたし、それが自分の強みの1つだと思うの。」

ウィメンズ・ファイナルは、先週のパイプでのセミファイナル第2戦、ピックラムとサクラ・ジョンソンの再戦となった。両者とも同じような波を見つけてファイナルをスタートさせたが、最初の応酬でサクラがクリティカル・セクションへのアプローチで 7.17をスコアし、モリーの6.50を上回った。しかしピクラムがヒート中盤にリードを奪うと、CTで初のファイナルに挑むサクラ・ジョンソンにプレッシャーをかけた。両サーファーにこれ以上のチャンスは無く、このままタイムアップとなった。

五十嵐カノアが準優勝、世界ランキング6位へ!ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラムが優勝!CT第2戦サンセット最終日

ピックルムはサンセット・ビーチで女子ツアー史上最大級のターンを披露し、ノースショアで新たなハイライトを加えた。セミファイナルでブリサ・ヘネシー(CRC)と対戦したこのパワフルなレギュラーフッターは、ダブルオーバーヘッドの波でハイリスク・ハイリターンのシングルマニューバーでパーフェクトに近い9.67をマークした。

ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)は、ツアー3年目にして初のCTファイナル進出を果たし、今年大きくレベルアップしている。18歳の彼女は、昨日サンセットで行われた最初のヒートで9.17をマークするなど、イベント屈指のビッグスコアをマークした。

サクラ・ジョンソン「ここ2、3日は信じられないような良い波に恵まれました。地元にいられて、地元を代表できて、コーチに支えられた。このイベントで良い結果を出すために必要な自信を持つことができて、本当に幸せです。本当に信じられないわ。モリーと私は2年前にこのイベントについて話していたんだけど、今こうして実現できて本当に嬉しいし、このレベルを更にプッシュし続けて行きたいと想います。」

五十嵐カノアが準優勝、世界ランキング6位へ!ジャック・ロビンソンとモリー・ピックラムが優勝!CT第2戦サンセット最終日

フローレンス、世界1位でポルトガルへ。シマーズは世界2位に転落

ノースショア出身で2度の世界チャンピオンに輝いたジョン・ジョン・フローレンス(ハワイ)は、クォーターでスミスを相手に大健闘したが最終的には及ばず、パイプでの準優勝に続き、サンセットでも同率5位に甘んじた。しかし、ホームでの安定感が功を奏し、世界ランキング1位でポルトガルへ向かう。

サンセットに世界ランキング1位でのぞんだケイトリン・シマーズ(アメリカ)。クオーターファイナルでは、ほとんどの時間をセット待ちに費やしたが一度もセットは現れず、わずか2ポイントで敗退し、同率5位でヒートを終えた。彼女は世界ランキング2位のディフェンディング・イベント・チャンピオンとしてポルトガルに向かう。

HIGHLIGHTS Finals Day // Hurley Pro Sunset Beach 2024

https://www.worldsurfleague.com



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