日本移籍したコナー・オレアリーが初戦で3位!バロン・マミヤ、ケイトリン・シマーズが優勝。レクサス・パイプ・プロ CT2024開幕戦

ライター: WAVAL

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日本移籍したコナー・オレアリーが初戦で3位!バロン・マミヤ、ケイトリン・シマーズが優勝。レクサス・パイプ・プロ CT2024開幕戦
Photo@Tony Heff/WSL

BANZAI PIPELINE, Oahu, Hawaii, USA : ケイトリン・シマーズ(USA)とバロン・マミヤ(HAW)が、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2024チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第1戦「Lexus Pipe Pro Presented by YETI」で優勝した。シマーズは決勝でモリー・ピックラム(AUS)を破り、マミヤは2度の世界チャンピオンに輝いたジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を下した。この勝利は、シマーズとマミヤの両選手にとって、パイプラインでのCTイベント初優勝となった。

ファイナルデーに現れたウネリにより、大会はビッグウェイブコンディションで開催。モリー・ピックラムがパイプラインで女子CTで史上初のパーフェクト10を達成。歴史に残る対戦が行われた象徴的な1日となった。

マミヤがパーフェクト10ライドで優勝!

24歳のハレイワローカル、バロン・マミヤ(ハワイ)が優勝。2022年のHurley Pro Sunset Beachでワイルドカードを獲得し、ツアーに参加したマミヤはイエロージャージを着て次戦に挑む。

バロン・マミヤ「あの10ポイントは信じられない。バレルから出てきたのが信じられなかった。ジョンがいなかったら、ジェイミー(オブライエン)がいなかったら、アンクルD(デレク・ホー)がいなかったら、今の自分はない。この人たちのサーフィンをずっと見てきたし、ジョンのサーフィンを見てパイプラインでバレルをゲットすることを学んだ。ファイナルでジョンと戦い、しかも10点台を獲得してて言葉を失ったよ。この日のことは一生忘れることはないでしょう。」

バロン・マミヤ、ファイナルでのパーフェクト10ライド

オール・ハワイアンで行われた男子ファイナルは、2021年パイプ優勝の大御所ジョンジョン・フローレンスと、パイプで実績のあるマミヤが対戦。マミヤはレフト、フローレンスはライトとピークを分けた。中盤にフローレンスのセットの最初の波が良い波に見えたが、後ろにいたマミヤはより深いビッグセットに乗りパーフェクト10ポイントを獲得した。徐々にタイムアップとなる中、フローレンスは質の低い波からもスコアを作り出そうとしたが失敗に終わり、マミヤがツアー2勝目、パイプラインでの初優勝が決定した。ノースショアで育ったマミヤにとって、この大会は常に優勝を狙う大会だった。

31歳にしてツアーに15年近く参戦しているジョンジョン・フローレンスの競技への情熱は健在。彼のモチベーションとリラックスしたスタイルは来週のサンセットでも、よりエキサイティングな戦いを約束してくれるものとなるだろう。

日本に移籍した初戦でコナー・オレアリーは3位!五十嵐カノアは17位

今シーズンから日本に移籍した初戦でコナー・オレアリーは3位と幸先の良いスタートを見せた。クオーターファイナルでは世界2位のイーサン・ユーイング(AUS)に対し、バレル2本メイクして快勝。セミファイナルでは優勝したバロン・マミヤがバックドアとパイプで2本のエクセレントスコアをメイク。ここで敗退するも3位という好成績で初戦を終えた。また本イベントで五十嵐カノアは17位となっている。

シマーズがパイプで優勝、世界No.1としてサンセットに向かう

女子ファイナルでは、昨シーズンの世界ランキング4位と5位のシマーズとピクラムという2人の女子若手サーファーによる戦いが繰り広げられた。ケイトリン・シマーズ(USA)は、世界最高峰のサーファーとして2年目のシーズンを迎え、パイプラインで優勝を飾った。これで18歳のシマーズはCT通算3勝目となり、プロサーフィン界で最も輝かしいスターの1人としての地位を固めた。

ピクラムはバックドアで素晴らしいライディングを披露し9.27をスコアしてトップに立った。シマーズも深いチューブで8.83をマークし優勢に立つ。またシマーズは2ターンのコンビネーションでピックラムにプレッシャーをかける。終了間際、ピックラムはラストチャンスでバックハンド・バレルをメイクできず、シマーズが優勝を飾った。

モリー・ピックラムがSFで10ポイントをスコア。準優勝に輝く

21歳のモリー・ピックラム(オーストラリア)はセミファイナルのサクラジョンソン戦で、2024年シーズン最初の10ポイントライドをスコアした。ダブルアップにかなり遅れてドロップしたモリーは、かろうじてリップ下をくぐった後にスピッツを抜け出し満点を獲得した。イベントのディフェンディング・チャンピオンとして、CTランキング2位でHurley Pro Sunset Beachに向かう。波が予想通りパンプし続ければ、彼女は間違いなく来週も優勝候補の一人となるだろう。

モリー・ピックラム「今日はパイプラインが最高のコンディションに恵まれた。すべての瞬間を楽しみ、ライディングを楽しんだ。ここは第二の故郷のように感じるし、私たち女性を励ましてくれ、やり方を教えてくれる地元の人たちに感謝したいです。」

セミファイナルの相手、サクラ・ジョンソンはパイプラインで2年連続のセミファイナル進出を果たし、ノースショア最強のサーファーとしての地位をさらに固めた。

HIGHLIGHTS Finals Day // Lexus Pipe Pro presented by YETI

https://www.worldsurfleague.com/



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