大原洋人と野中美波の日本人デュオが優勝!QS3000 Baler International Pro
ライター: WAVAL
フィリピンのサバンビーチで開催された
Baler International Pro 最終日。男子は大原洋人、女子は野中美波の日本人デュオが優勝を飾った。大原洋人「昨年は自分の得意なことをやっていった方が良いなと感じ、それを実行」
ファイナルは大原洋人と安室丈の日本人対決に。序盤からお互いヒートアップする展開となるが、エンドセクションでブローテール・エアリバース を決めた大原が9.00をスコアし主導権を握る。中盤、安室も追い上げるが、大原が大きなカービングを入れた2本のターンで本ヒート2本目となるエクセレント8.25をスコアし優勝を決めた。
前回のフィリピンで開催されたWSL QS3000の大会では本来の力が発揮できず、悔しい結果となった大原洋人。しかし、2024年度のCS出場がかかる大事な試合で見事優勝しCS出場へ大きく前進した。
下記、所属先のケイズプロジェクトから届いた大原洋人の優勝コメント。
Q:今の心境は?
=まずは、ほっとしたの一言です。
Q:今回の勝因は何だと思いますか?
=昨年の試合を通し、自分の得意なことをやっていった方が良いなと感じ、今大会でエアーができる時はやっていこうと思っていました。小さい波でエアーが出来るか怪しかったですが、成功させること出来たのが今回の結果に繋がったと思います。
Q:QSランキングが3位まで上がってきて。
=こんなにも上がるとは思ってなかったのでラッキーっていう感じです(笑)
Q:次の試合について
=次の試合は、オーストラリアの2戦に出場する予定です。CSで戦う前にアジア以外の選手と戦うことが出来るので、自分のレベルを上げる為にもCS前の準備をするためにも、いい試合に出来ればなと思ってます。引き続き、応援宜しくお願い致します!
野中美波が今季初優勝でQSランク3位へ浮上
ファイナルは、それぞれ日本人トップ選手を破り勝ち上がってきた野中美波と脇田紗良の対戦。僅差で脇田がリードして試合を進め、残り13分 ニード5.86から野中がライトに綺麗なターンを2発入れ、5.95とバックアップを上げて逆転!更に残り8分でプライオリティを持った野中がセットを捉え、力強いターンを2発入れエクセレント8.00をスコアして差を広げる。脇田も点数を伸ばし追い上げるが、野中が終了間際にも更にバックアップスコア上げて優勝を飾った。
野中美波「緊張してましたが、プライオリティ持ってなくてもどんどん乗っていこうと思って、それがハイスコアに繋がり、作戦がハマって良かったです。」
男女共に、日本人選手がアジアランキング上位を独占。大原、野中共にQSアジアランキングを3位に大きくランクアップさせた。
詳細は WSL 公式HPよりご確認下さい。
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この記事を書いたライター
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