2024年CTシーズンが開幕！五十嵐カノア、コナー・オレアリー共に勝ち上がる！レクサス パイププロ初日

Kanoa Igarashi ©Tony Heff/WSL

BANZAI PIPELINE, Oahu, Hawaii, USA（2024年1月31日水曜日） – ワールド・サーフ・リーグ（WSL）2024チャンピオンシップ・ツアー（CT）開幕戦は、第1戦「Lexus Pipe Pro Presented by YETI」でスタート。ノースショアは終日重く、ホローな波の中、メンズで2ラウンドを終了させ、４名が初戦敗退となった。和井田理央は相性の良くないパイプで本来のサーフィンを見せることができず初戦敗退。また世界チャンピオンのフィリペ・トレドは食中毒を理由にラウンド1では1本しか乗らず、敗者復活ラウンドは棄権した。

ジョンジョン・フローレンス、100回目のCT出場を最高のパショーマンスで飾る

この日最も高いヒートトータルをマークしたのは、ヒート7でジェイク・マーシャル（USA）とカイオ・イベリ（BRA）を相手に15.20をスコアしたジョン・ジョン・フローレンス（HAW）だった。マーシャルとイベリは2位争いを繰り広げたが、パイプライン・ローカルのフローレンスには手が付けられない状況に。フローレンスのウェーブセレクションは的確で、ドロップとバレル・ライドを簡単にメイクしてみせた。

ジョンジョン・フローレンス「多くのイベント、多くのヒート、そして多くのサーフィンを経験した。多くの時間をヒートに費やしたと思うと自信になったよ。年の初めは緊張して、まるでルーキーのように、全てが初めてでやり直すような気分になることもあるんだ。でも、ここに来てしばらく経つし、あまり考えなくなったかもしれない。」

・開幕戦初戦、ジョンジョン15.20pt  映像

・開幕戦初戦を見事2位でラウンドアップしたケリー・スレーターの映像。ジャック・ロビンソンが1位、和井田理央は3位に。同ヒートのジャック・ロビンソンの背中にタッチしてヒートへ。

五十嵐カノアは初戦2位でネクストラウンドへ。コナー・オレアリーは敗者復活ラウンドをクリア

オープニングラウンドで 五十嵐カノア、コナー・オレアリーは、ハワイ マウイ島出身 イーライ・ハネマンと対戦。イーライ・ハネマンはバレルもエアーもハイレベルなスキルを持つ注目のルーキーだ。

開始早々五十嵐カノアはセットの波を捕まえ、かなり際どいスーパーレイトテイクオフ・バレルをメイクするも途中、惜しくもリップに潰されこれが5.17ptに。中盤にカノアはスモールバレルをメイクしトップをキープするが、残り6分からイーライ・ハネマンがレイトテイクオフバレルを綺麗にメイクし6.83で1位トップ通過。五十嵐カノアは2位でネクストラウンドへ。3位だったコナー・オレアリーは、この後の敗者復活ラウンドを1位突破し、共にネクストラウンド進出を決めた。

イベントの詳細は以下WSL公式HPよりどうぞ
https://www.worldsurfleague.com/events

HIGHLIGHTS Day 1 // Lexus Pipe Pro presented by YETI 2024