【JPSAショート最終戦 日向プロ】古川海夕と川合美乃里が優勝。西慶司郎と川合美乃里が共に2度目のグラチャンに輝く
ライター: WAVAL
10月23日(月)~10月25日(水) に宮崎県日向市 お倉ヶ浜で開催された、JPSAショートボード第5戦となる最終戦「さわかみ日向プロ」。男子は古川海夕が初優勝、女子は川合美乃里が優勝。また男子グランドチャンピオンは西慶司郎、女子は川合美乃里が共に2回目のグラチャンに輝いた。大会2日目に開催されたシニアプロ第3戦「あくがれシニアプロ日向」は昨年に続き、ここ日向で進藤晃が2連覇。牛越峰統がJPSAシニア・グランドチャンピオンを獲得している。
古川海夕「試合のオンとオフを切り替えるようにしたら結果に繋がった。」
ファイナリストは男女共に千葉一宮に拠点を置く選手たちの対戦に。男子ファイナルはセミファイナルで宮崎出身の増田来希を破った塚本勇太と、セミファイナルで今年のグランドチャンピオンを決めた西慶次郎を破った古川海夕が対戦。開始早々、塚本が鋭いバックサイドをファーストターンから決め6.00をスコア。中盤に古川がたるい波でスピードを付けて波のポテンシャルを引き出し、エクセレント8.00をスコアし逆転。そして残り1分、ニード6.26の場面で塚本がでバックサイド2発決めてガッツポーズ。しかし試合終了後に出た点数は5.75と届かず、古川海夕が初の優勝を決めた。
実力はありながらもなかなか結果がでなかった古川海夕が、遂に頭角を表した。試合のオンとオフを切り替えるようにしたことが結果に繋がった。古川海夕「試合前に戦術を考えたり波を見るのを止めて、自分の好きなことをヒート前まで頑張ってゼッケンを着た瞬間にスイッチを入れるようにしたら、気持ちが楽になって結果に繋がりました。」
この投稿をInstagramで見る
2023グランドチャンピオンの川合美乃里が最終戦を優勝で飾る
今年のプロジュニアで好成績を残すなど好調の川瀬心那が先にミドルレンジの点数を2つ揃えて試合をリード。しかし残り2分切ったところで川合が7.00をスコアし大逆転。前回の第4戦で既にグランドチャンピオンを獲得している川合だったが、最終戦を見事優勝で締め括った。川合美乃里「本当に逆転で優勝できて嬉しい。もうダメなんじゃ無いかと思ったけど、チャンスが来て物にしないとという気持ちでやりました。去年、今年とずっとランキング2番続きで勝たないとという思いが強く自分の首をしめてたけど、良い成績で終われて良かったです。」
この投稿をInstagramで見る
男子
優勝:古川海夕
2位:塚本勇太
3位:西慶司郎、増田来希
5位:森友ニ、川俣海徳、西優司、鈴木仁
女子
優勝:川合美乃里
2位:川瀬心那
3位:大村奈央、鈴木莉珠
5位:太田絢、宮坂麻衣子
2023年ショートボード ルーキーオブザイヤー
男子:齋藤祐太朗
女子:庄司莉花
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>
この記事を書いたライター
WAVAL
サーフィンやサーフカルチャーに興味を持つ人に向けて情報発信する、サーフィン初心者も熟練者も必見のサーフメディア。話題のサーフィン動画、上達のための記事などを人気ランキングやSNSでご紹介。各SNSのフォローを宜しくお願い致します!
・Facebook @keeponsurf
・Instagram @waval.surf
・Youtube @WAVAL
・X @WAVALnet