波乗りジャパン 初日出場選手が全員1位通過！2023年サーフシティ・エルサルバドルISAワールドサーフィンゲームス大会初日

JPN / Jersson Barboza

2023 Surf City El Salvador ISA World Surfing Games (WSG)の大会初日。2024年パリオリンピックの出場権獲得は、ほとんどの選手にとって最重要課題であり、男子4名、女子4名、合計8名のサーファーがイベント終了までにオリンピック出場権を獲得することができる。男子本戦Round1はラ・ボカナ（La Bocana）のピークで24ヒート、女子本戦1ではエル・スンザル（El Sunzal）のロングライトポイントで同数のヒートが行われ、深いレールターンでトップスコアを記録した。

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チームジャパンは全員1位通過

日本代表 波乗りジャパン 出場選手は五十嵐カノア、稲葉玲王、脇田泰地。都筑有夢路、前田マヒナ、松田詩野。そのうち初日に試合があった稲葉玲王、脇田泰地、前田マヒナ、都筑有夢路は見事に全員1位通過を果たした。

JPN  Taichi Wakita / Pablo Jimenez

JPN Taichi_Wakita / Pablo Franco

JPN Taichi Wakita / Pablo Franco

JPN Taichi_Wakita / Pablo Jimenez

JPN Reo Inaba / Pablo Franco

JPN Reo Inaba / Sean Evans

JPN Reo Inaba / Sean Evans

JPN Mahina Maeda / Jersson Barboza

JPN Amuro Tsuzuki / Jersson Barboza

JPN Taichi Wakita / Pablo Franco

ガブリエル・メディーナがハイエストトータルスコア。存在感を示す

ガブリエル・メディナ（ブラジル） Photo：ショーン・エヴァンス

メンズでは 、ギルヘルム・リベイロ （POR）と カルロス・ムニョス （CRC ）が序盤から 活躍し、セバスチャン・ウィリアムズ （MEX）がエアーでこの日のシングル・ハイスコア 8.77を記録。しかし、本当に目立っていたのはガブリエル・メディーナ （BRA ）であった。 3度のWSLチャンピオンである彼は、素晴らしいバックハンドのエア・アタックで、この日のハイエスト・ヒートトータルスコア 16.43ptを記録した。現在、CTランキングではチームメイトの ジョアン・チャンカと フィリペ・トレドに遅れをとっているが、 メディーナは2024年パリオリンピックのタヒチに向け順調なサーフィンを見せている。

メディーナ「ブラジルには素晴らしいライバルが沢山いる。出場枠は2つのうちの1つを争うなんてのはとてもエキサイティングだね。タヒチはCTツアーで一番好きな場所だし、来年のオリンピックにも出たいんだ。」

メディーナのエクセレントライドは以下ハイライト映像から確認できます。

アメリカのキャロライン・マークスとカリッサ・ムーアのパワーデュオが試合を圧倒

カリッサ・ムーア（USA） / Photo：Jersson Barboza

2023年WSGのオリンピック予選プロセスでは、サーファーが2024年パリ大会の出場枠を巡り、自分の大陸内の他の選手と競う。アフリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニアの4大陸から、それぞれ女子1名、男子1名がこのイベントを通じて暫定的に出場権を獲得する。

アメリカの キャロライン・マークスと カリッサ・ムーアのパワーデュオ が試合を圧倒。マークスはシングルウェーブで8.50をスコアし、ムーアはパワフルなレールワークで16.16のハイエストトータルを記録した。

ISA会長の フェルナンド・アグエレ

「大勢のサーファーが、国々の希望と夢を胸に、美しいエルサルバドルに戻り、目標達成のためにここに来ているなんて信じられません。サーフィン競技 2回目のオリンピックサイクルが、今まさに緊張感の中、進行中であることを信じるのは難しいことです

「何十年もの間、サーフィンがオリンピック競技となることは不可能だと思われていましたが、今こうして素晴らしいアスリートたちが夢を叶えるために競い合っているのです。大会が進むにつれ、チームの力関係や予選のシナリオがどのように展開されるのか、また、うねりの高まりでさらにエキサイティングになるのか、とても楽しみにしています。」

競技は明日、日本時間8:00にLa Bocanaで男子本戦1回戦、El Sunzalで女子本戦1回戦の続きから再開する。

https://isasurf.org/