訃報:プロサーファー小川直久氏が大腸癌により51歳で逝去
ライター: WAVAL
小川直久プロ 鴨川マルキ
ベテランのカリスマプロサーファー小川直久(おがわなおひさ)氏が大腸癌により51歳で逝去したことが所属事務所 LDH JAPAN より正式発表された。偉大なタイトルや記録を打ち立て、サーフィン界に多大な影響を与えてきた小川直久プロ。潰瘍性大腸炎が悪化し、大腸癌を患ったことを2年前に発表。幸いにも他の臓器には転移しておらず手術成功後も抗癌治療を続け、「復活に向けて治療に専念、新しい自分になり必ず戻ってくる」と宣言。ここ最近は試合出場は控えていたものの、2021年10月には地元鴨川で開催されたプロサーフィンコンテストのゲスト解説を務めるなど元気な姿を見せていた。
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小川直久を応援してくださっている皆様にご報告
小川直久を応援してくださっている皆様に謹んでご報告いたします。
弊社所属のプロサーファー小川直久が、5月23日(火)に癌により永眠いたしました。
数々のタイトルを獲得し、日本のサーフィン界に多大なる影響を与え続けた彼の功績に敬意を表すと共に、皆様におかれましては生前のご厚誼を深謝し、謹んでお知らせいたします。
2020年に大腸癌が発覚した際には、本人の強い気持ちで治療を乗り越えて見事に寛解し、再びサーフィン界のためにと想いを募らせ、次回のフランスオリンピックでも最年長選手として出場をと意気込んでおりました。
弊社としても、その想いを叶えるべくサポートを続けておりましたので、LDH一同大きな悲しみの中に故人を追悼しております。
なお、葬儀は故人とご家族の意向により親族で執り行うこととなりました。
改めてお別れの会を開催する予定となっております。
これまで応援してくださった皆様、お世話になりました関係者の皆様に感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
2023年5月24日
株式会社 LDH JAPAN
小川直久 NAOHISA OGAWA
生年月日1972年5月21日
ホームポイント千葉県 鴨川
95年JPSAグランドチャンピオンの実績を持つ、日本を代表するトップライダー。2001年、ハワイのパイプラインで行われた「パイプラインマスターズ」で日本人初のパーフェクト10(満点)のライディングを記録し、パイプラインマスターの称号を持つ。小波から大波まで幅広く乗りこなし7年連続を含む合計8回のサーファーオブザイヤーを受賞。日本の大会では常に上位に食い込む実力派で、多くのファンからも支持され続けるベテランサーファー。30年以上、第一線で活躍を続けている日本サーフィン界のカリスマ。選手としてだけではなく、解説としても活躍している。
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ナオさん安らかにお眠り下さい。心よりご冥福をお祈り致します。
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