大原洋人が1位、都築虹帆が2位で初日をラウンドアップ！CS初戦 Boost Mobile Gold Coast Pro

初戦1位通過を果たした大原洋人 Photo by Cait Miers/WSL

2023年ワールド・サーフ・リーグ（WSL）チャレンジャー・シリーズの第1戦、Boost Mobile Gold Coast Pro presented by GWMの初日が、オーストラリア ゴールドコースト、スナッパー・ロックスで開催された（詳細：2023年チャレンジャーシリーズ6大会の第1戦キックオフ！男子トップ10、女子トップ5が2024年CT出場権を獲得）。波は2～3フィートの超ファンウェイブで、男女オープニングラウンドが終了。今後ゴールドコーストは素晴らしい波となることが予想され、今年最初のチャレンジャーシリーズイベントはエキサイティングコンディションになることが期待されている。

ハイライト映像

大原洋人が1位でラウンドアップ

怪我から復帰し、ワイルドーカードでCS出場を決めた大原洋人は大会オープニングヒートとなる Round of 80 , H1に登場。ヒートはスロースタートで始まり、大原が中盤に1本目で6.10をスコア。その後すぐにセットを掴み、1発目から美しいビッグカーヴィングを入れ3ターンで6.50をスコアし1位をキープ。後半に更に力強いカーヴィングとクイックターンを絡めたコンビネーションで7.83をスコアし、トータル14.33で1位ラウンドアップ！今年1月にジュニア世界チャンピオンを獲得したジャービス・アール(AUS)は2位でラウンドアップを決めた。

都築虹帆が2位でラウンドアップ

初戦2位通過を果たした都築虹帆 Photo byCait Miers

女子 オープニングラウンドとなるRound of 48に、都築虹帆と野中美波が登場。都築虹帆は中盤、3位のポジションからプライオリティを上手く使い、先に乗っていた2人からセットを奪うと3マニューバーを綺麗に決め7.33をスコアし1位に。

強気の攻めの姿勢で波を奪い見事7.33をスコアした都築虹帆は以下ハイライト映像 40秒〜。大原洋人 1:35〜。

オーストラリアのエリー・ハリソンに7.00をスコアされ逆転されるが、見事な試合運びで2位ラウンドアップを決めた。野中美波も力強いサーフィンを見せるが2ターンでスコア伸びず惜しくも3位敗退となった。

田中大貴、野中美波、松岡亜音、脇田紗良は初戦敗退。都筑有夢路が次のRound of 32から登場する。

15歳のエリン・ブルックスが初日を制す

注目の15歳 カナダのエリン・ブルックスは、本日スナッパー・ロックスでチャレンジャー・シリーズにデビューし、期待を裏切らないサーフィンを披露。このエキサイティングな若手グーフィーフッターは、Round of 48の最終ヒートで圧倒的な勝利を収め、1位でRound of 32への出場権を獲得した。ブルックスのバックサイドのスピードとフローは、スナッパーロックスと完璧にマッチし、トータル13.37という素晴らしい成績を収めた。次のRound of 32 H8では、イザベラ・ニコルズ （AUS）、ソーヤー・リンドブラッド（USA）、そして地元期待のコビー・エンライト （AUS）と対戦する予定となる。

エリン・ブルックス「ヒートサーフィンのやり方を学びたくてその経験を積みたいから、ヒートでの勝利はボーナスのようなものですね。スナッパーでコンテストでサーフィンするのは初めてだったけど、とても楽しかった。誰もいないとことで、こんな素晴らしい波でできて夢のようでした！」

その他、大会初日で目立った他の新鋭は エリー・ハリソン（AUS）、モアナ・ジョーンズ・ウォン（HAW）、チャレンジャー・シリーズで初のフィリピン人コンペティターであるジョン・マーク・トコン（PHL）。またヨーロッパ地域予選シリーズ優勝者のヨランダ・ホプキンス（ポーランド）も初日圧勝。初日を突破した他の地元勢には、コビー・エンライト やシエラ・カーがいる。

・初日 男子 全試合結果

・初日 女子 全試合結果

WSL 公式HP