池田未来、松岡亜音が3位!WSL QS 3,000 The Vissla & Sisstrevolution Central Coast Pro
ライター: WAVAL
ファイナリスト:左から カラニ・ボール(AUS)、アリスター・レジナート(AUS)、アダム・クラウチ・メンバー・フォー・テリガル、ザーリー・ケリー(AUS)、ニキシー・ライアン(AUS) Phot WSL / Ethan Smith
チャレンジャーシリーズ(CS)出場に向けて重要な試合となるQSシリーズ、WSL『The Vissla & Sisstrevolution Central Coast Pro QS 3,000』最終日。カラニ・ボール (AUS)と ザーリー・ケリー(AUS )が壮絶な勝利を手にした。ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のクオリファイング・シリーズ(QS)3,000イベントは、アボカ・ビーチの2~3フィートのスーパークリーンな波で、すべてのコンペティターのエピックなパフォーマンスで終了した。
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池田未来、松岡亜音が3位に
松岡亜音 Photo WSL
松岡亜音は今年注目の選手と言われているナイキシー・ライアン(AUS)と対戦。松岡が終始リードして進むが、残り11分にナイキシー・ライアンがレギュラーセットを掴み3ターンで7.5をスコアし逆転。松岡のニードは6.67。更に残り5分、ナイキシー・ライアンに更にバックアップスコアを伸ばされニード7.66に開き、ナイキシーがファイナルに進出した。
池田未来
池田未来は本大会の優勝者ザーリー・ケリーと対戦。池田未来は序盤にソリッドなバックサイドで先制。その後シーソーゲームの展開となるが残り16分にザーリー・ケリーが逆転。後半は互いにスコアを掴めずザーリー・ケリーがファイナルに進んだ。
アジア・リージョナルランキング
アジアランキングは以下の通り。本大会5位だった新井洋人は8位に、本大会3位で1825ポイント獲得した池田未来は7位に浮上。松岡亜音は3位維持となったが2位との差を1000ポイント縮めた。3/20からニューキャッスルで始まる最終戦QS5,000『Burton Automotive Pro & Speaking in Colour Pro』でCS出場権が確定。アジア枠は以下アジア・リージョナルランキングの男子上位5名、女子上位3名と、ワイルドカード各1人づつがCS出場権を獲得できる。
カラニ・ボールがアボカビーチで連勝
カラニ・ボール(AUS)
サウスコーストで活躍する カラニ・ボール (AUS)は、Vissla Central Coast Proのディフェンディング・イベント・ウィナーとして参戦し、当初から連覇の可能性を匂わせるサーフィンをみせていた。ファイナルでボールは、アリスター・レグニアート (AUS)と対戦。ボールは最初の2本のライディングで14.73ptの2を記録し、レグニアトはヒートの大半を追いかけることになった。結局、レグニアートは7.00ptを1本決めたものの大きなバックアップを上げれずボールが優勝を果たした。
カラニ・ボール「ニード7.73点しかなかったから、ヒート中ずっと緊張していたよ、彼なら簡単に出せると思っていたからね。このようなイベントで優勝するのはとても難しいから、それを達成できたなんてとてもクレイジーだね。セントラルコーストの波は、故郷のスタンウェルパークとよく似ていて、ここに来るといつも故郷のような気分になるんだ。」
ザーリー・ケリーが4年ぶりの優勝
2022年のチャレンジャー・シリーズ(CS)で予想以上に厳しいシーズンを過ごしたニューサウスウェールズ州ノースコーストの、ザーリー・ケリー (AUS)が見事優勝を果たした。ケリーはイベントを通して絶好調だったが、ファイナルでは今年注目の選手であるナイキシー・ライアン (AUS)に挑んだ。ケリーはオープニングライドで7.00を記録し、さらにヒートトータル12.67をマークし、ライアンの追随を許さなかった。
「ニューカッスルでのシーズン最終戦に向けて、大きな自信を得ることができた。約4年ぶりに再び表彰台に上れたことは本当に嬉しいわ。今年、チャレンジャー・シリーズに挑戦する準備はもうできています。」
いよいよアジア/オセアニア地域QS最終イベントへ
本日、2023年Vissla NSW Pro Surf Seriesのイベントが終了し、選手たちはアジアとオーストラリア/オセアニア地域の最終QSイベントである3/20〜始まるNewcastle SURFESTに焦点を移す。5000ポイントを争うこのイベントで、2023年のチャレンジャーズシリーズの代表が決定する。
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この記事を書いたライター
WAVAL
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