カラム・ロブソンが今シーズン初のパーフェクト10をスコア!CT第3戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』2日目

ライター: WAVAL

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カラム・ロブソンが今シーズン初のパーフェクト10をスコア!CT第3戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』
Callum Robson Photo by Damien Poullenot/WSL

ポルトガル スーパーチューボスで開催されているCT第3戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』2日目。今朝はダブルオーバーヘッドのセットもの巨大な波に迎えられ、全選手の安全のため水上パトロールが活用された。メンズエリミネーションラウンドが終了した後 イベントはうねりが和らぎ、潮の流れが変わるのを待つために一時中断。競技は今日の午後早く、やや扱いやすいコンディションで再開され男子ラウンドオブ32の14ヒートが終了した。

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カラム・ロブソン、2023年シーズン初のパーフェクト10ポイントライドを達成

オーストラリアのカラム・ロブソンは、ガブリエル・メディーナ(BRA)、マキシム・ユスキュノ(FRA)と対戦したエリミネーションラウンドで、残り5分3位のポジション。巨大な波がラインアップに近づくと躊躇することなくドロップし、かろうじてボトムターンに成功。大きなスピッツから出てきたロブソンは、今シーズン初のパーフェクト10ポイントライドをスコアした。

パーフェクト10ライド映像
カラム・ロブソンが今シーズン初のパーフェクト10をスコア!CT第3戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』

「最も点数が必要だった場面だったし、本当に良かった。チャンスが来てそれを生かせたことに、とてもストークしている。全力でパドルして、ボードを投げてドロップしてたら完全に吸い込まれてしまって、お願いだからチューブから出してくれって思った。嬉しくて、手が痛くなるほど拍手したよ。」

この後、ロブソンは、同胞のリアム・オブライエン (AUS)とのラウンドオブ32の対戦も突破している。

サミュエル・プポが五十嵐に大逆転勝利

敗者復活ラウンドを勝ち上がった五十嵐カノア (JPN)と、サミュエル・プポ(BRA)の一騎打ちとなったこのヒート。五十嵐はオープニングで大きなバレルライドを披露しエクセレント8.0をスコア。バックアップも加えて、ヒートの大半をリードし続けた。プポは力強いレールワークとフィニッシュマニューバーを武器に反撃し、最後の5分間で2本のベストウェイブをスコア。ミッドシーズン・カットラインのすぐ下に位置するプポにとって、重要な勝利に。カノアは17位でフィニッシュした。

「このヒートで負けるわけにいかないって思っていて、これを乗り切るには根性が必要だった。何をすべきかは分かっていたけれど、精神的には大変だったね」とプポは語った。

カラム・ロブソンが今シーズン初のパーフェクト10をスコア!CT第3戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』

キアンカ、ドゥル、ワイダがチャレンジングなバレルで世界チャンピオン達に逆転

ジョアン・チャンカ(BRA)と11Xワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)の対戦。若いブラジリアンは、クイック・チューブと3ターンのコンビネーションで6.17をマークし、早いスタートを切った。そしてロングバレルで6.37をマークし、スレーターにプレッシャーを与えた。フロリダ出身のスレーターは、深くテクニカルなチューブで7.33をマークし、このヒートのベストウェーブを披露したが、残念ながら時間とチャンスを使い果たしてしまった。

ジョアン・チャンカ「ケリーは、内面も外見も素晴らしいサーファーであり、彼と対戦できたことはとても光栄だった。観客はとても熱狂的で、私の名前を叫び、多くのブラジル人がいて、プレッシャーになったが、彼らのために良い結果を残そうと思い良いプレッシャーに変わったよ」。

カラム・ロブソンが今シーズン初のパーフェクト10をスコア!CT第3戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』

世界チャンピオンのフィリペ・トレド(BRA)は、元CTサーファーのジョアン・デュル (FRA)との戦いで、リズムをつかむことができず敗退。ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)とリオ・ワイダ(INA)のスクレイプ・ヒートでは、ルーキーのジョアン・チャンカが2Xワールドチャンピオンを逆転で勝利した

「緊張と興奮が同時にありましたが、コンディションが厳しく、とてもストレスが溜まりました。ジョンは世界最高のサーファーの一人で、私はただ自分のすべてを出し切ろうと思った。ベストではなかったが、仕事ができてよかった」とワイダはコメントした。

カラム・ロブソンが今シーズン初のパーフェクト10をスコア!CT第3戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』

難しいコンディションの前に上位選手達が次々に敗退

チャンピオンシップツアーランキングで上位に位置するサーファーが本日敗退し、トップ22内外のルーキーやサーファーがリーダーボードの順位を上げる余地が生まれた。世界ランキング2位のトレド、世界ランキング4位のレオナルド・フィオラバンティ (イタリア)、フローレンス、ミゲル・プポ(ブラジル)、ジョーディ・スミス(RSA)、ナット・ヤング(アメリカ)らは、最小限のポイントでポルトガルを去り、次のオーストラリアレグで名誉挽回を目指すことになる。

エリミネーションラウンドでは、コロヘ・アンディーノ(アメリカ)、フレデリコ・モライス(ポーランド)、エゼキエル・ラウ(ハワイ)、マキシム・ユスキュノ(フランス)らビッグネーム達も進出できず、33位でフィニッシュした。

HIGHLIGHTS Day 2

WSL公式HP
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