女子ベスト4が決定！CT2023初戦 Billabong Pro Pipeline 3日目

ベティルー・サクラ・ジョンソン Photo by Brent /WSL

オアフ島ノースショア・バンザイパイプラインにて、女子セミファイナリストが決定。本日のヒートは数日のデイオフを挟み、厳しいコンディションの中で開催された。

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レイキー・ピーターソン、タイラー・ライトが2年連続パイプのSFへ

レイキー・ピーターソン Photo by Tony Heff/WSL

ツアー・ベテランのレイキー・ピーターソン （USA）は、ファイナル5のコンペティターであるブリサ・ヘネシー（CRC）にヒート勝利し、セミファイナルへのファーストスポットを確定。ピーターソンは早いバックドアバレル、ソリッドなマニューバーを決め4.33ptをスコア。ヘネシーは、パワフルなフォアハンドターンを生かそうとしたがハイスコアは出ず。ピーターソンは今回が2年連続のセミファイナル進出となり、昨年はSFでカリッサ・ムーア（HAW）に敗退している。彼女はここBillabong Pro Pipelineで今シーズンのイベント初優勝を目指している。

タイラー・ライト Photo by Tony Heff/WSL

2度の世界チャンピオンに輝いたタイラー・ライト（AUS）も、ファイナル5のタティアナ・ウェストン・ウェッブ （BRA）を破りセミファイナルへ進出。ライトは2本のバックドアバレルを成功させ、5.17ptと6.50ptを獲得。ウェストン-ウェッブは、スコアリング・ウェーブを見つけるのに苦労し、0.73ptと0.43ptしか出せずにヒートを終了。ライトは、2年連続でパイプラインのセミファイナルに進出することが決定した。

タイラー・ライト「今日は、複雑なことはせず、かなりストレートなプランだったのが上手く行きました。タチアナ（ウェストン・ウェッブ）がレフトを狙うと分かっていたから、自分の強みを生かしてライトを狙おうと思ったんです。」

ベティルー・サクラ・ジョンソンとカリッサ・ムーアがSFで対戦

ベティルー・サクラ・ジョンソン Photo by Tony Heff/WSL

ベティルー・サクラ・ジョンソン（HAW）はボードを壊したものの、2022年のルーキー・オブ・ザ・イヤーのガブリエラ・ブライアン （HAW）を相手にクオーターファイナルで勝利を掴んだ。セミファイナルでも同じハワイアンで、5度のWSLチャンピオンであるカリッサ・ムーアに挑むことになる。

ベティルー・サクラ・ジョンソン「戦略は少なくとも2つのスコアの出る波に乗ることでしたが出来ず、与えられた波に乗るしかなかった。なんとか点数を絞り出すことができて本当に嬉しいです。ボードを壊してジェットスキーに乗った時に母が「笑顔で深呼吸してポジティブな気持ちでいなさい」 と言ってくれたのでその通りにしました。」

カリッサ・ムーア Photo by Tony Heff/WSL

5度のワールド・チャンピオンであるカリッサ・ムーア（HAW）は、モリー・ピックラム（AUS）に勝利し、ここパイプラインで3年連続のセミファイナルに進出。ピクラムはレイトドロップでスタートしたが、波はクローズアウト。ムーアはヒートの大半を我慢して待ったその忍耐力が実を結んだ。残り時間5分、彼女はバックドアバレルを見つけ、4.67ptをスコアしてヒート勝利を決めた。

カリッサ・ムーア「私はプライオリティが低くてどうしようもなかった。私は失うものは何もないと思って挑戦しました。どの選手もサーフィンが上手く、初日のモリーは今大会で最も調子の良いサーファーだったので、本当にチャレンジングな対戦になると思いました。ここでは何が起こるか分からないので、目の前のことに集中することがベストと思います」。

コンディションが更に悪化したため、WSL Tours and Competitionチームは、この日のイベントをここで中止とした。

Billabong Pro Pipeline 3日目 ハイライト