五十嵐カノアが初の金メダル!男子総合1位。2024パリ五輪男子1枠を獲得!2022 ISA ワールドサーフィンゲームス
ライター: WAVAL
五十嵐カノア©ISA/Pablo_Franco
五十嵐カノア©ISA/Pablo_Franco
五十嵐カノア全ヒートを1位で2022世界選手権パーフェクト優勝。日本初の金
2024パリオリンピック最初の選考大会であるアメリカ・ハンティントンビーチで開催された『2022 ISA World Surfing Games (ワールドサーフィンゲームス)』最終日。男女別の優勝チームは各国1名の五輪出場権が与えられる重要な大会。
本日大会全てが終了し、サーフィン日本代表NAMINORI JAPANは男子総合1位、女子総合9位(総合国別5位)という成績を残した。個人では、五十嵐カノアがISA World Surfing Games日本人初めての優勝・金メダルに輝き、男子総合1位、2024パリオリンピックでの日本の国枠「1」の獲得に貢献。国として、2024パリオリンピック サーフィン競技の最初の切符を手にした!(関連記事:五十嵐カノアが準決勝進出 村上舜がリパ9敗退7日目)。
五十嵐カノア決勝戦
最終日、準決勝を好調のまま1位で勝ち上がった五十嵐カノアは決勝戦を迎える。カノアは開始早々からクイックなバックサイド・フルローテーション・エアリバース7.83ptをスコアするなど2本揃えて先制しトータル14.00ptで1位に。更に残り20分テールハイ・ビッグエアリバース8.13ptでバックアップを伸ばしトータル15.96ptに(リラックスしたスタイルでいとも簡単にエアーを決めてしまうのが凄い)。
しかし本大会、後半から執念の逆転劇を何度も演じてきた和井田理央。残り6分 トータル8.10ptと最下位の場面からビッグターンを決め2位に浮上。更に残り2分ニード8.29ptから6.37ptをスコアしトータル14.04ptまで追い上げるが、ここから波に乗れず終了。決勝では開始早々から終始1位をキープし続けた五十嵐カノアが、本大会全ヒート1位で勝ち上がる完全優勝を飾り、自身初、また日本人として初のISA個人金メダルを獲得した。
五十嵐カノア「これは本当に特別なこと。個人で優勝したことはもちろん素晴らしいけど、次のオリンピックの日本代表の枠を獲得したということは、本当に特別なことです。自分が行くにせよ、チームメイトが行くにせよ、誰かが代表としてそこにいるというだけで、とても大きな意味があるんです」。
五十嵐カノア©ISA/Pablo_Franco
五十嵐カノア©ISA/Pablo_Franco
五十嵐カノア©ISA/Pablo_Franco
五十嵐カノア©ISA/Ben_Reed
五十嵐カノア©ISA/Ben_Reed
五十嵐カノア©ISA/Ben_Reed
五十嵐カノア©ISA/Sean_Evans
五十嵐カノア©ISA/Sean_Evans
五十嵐カノア©ISA/Ben_Reed
五十嵐カノア©ISA/Pablo_Franco
五十嵐カノア©ISA/Sean_Evans
五十嵐カノア©ISA/Ben_Reed
関連記事:
「まずは最大で男女各3名の枠を取りに行く」パリ五輪選考基準
2022 ISA WSGが開幕!五十嵐カノア、前田マヒナ 記者会見
五十嵐カノアが初日の最高得点を記録!1日目
五十嵐カノア、上山キアヌがR3へ。村上舜がリパ3進出!2日目
都筑有夢路、前田マヒナがR3へ進出!松田詩野はリパ2へ。3日目
五十嵐カノアと松田詩野が本日の最高得点をマーク!4日目
松田詩野、村上舜、上山キアヌ久里朱が勝ち上がる!5日目
五十嵐カノアR6へ、村上舜がリパ9進出!6日目
五十嵐カノアが準決勝進出 村上舜がリパ9敗退7日目
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>
この記事を書いたライター
WAVAL
サーフィンやサーフカルチャーに興味を持つ人に向けて情報発信する、サーフィン初心者も熟練者も必見のサーフメディア。話題のサーフィン動画、上達のための記事などを人気ランキングやSNSでご紹介。各SNSのフォローを宜しくお願い致します!
・Facebook @keeponsurf
・Instagram @waval.surf
・Youtube @WAVAL
・X @WAVALnet