日本人ハーフ17歳のサクラ・ジョンソンとイズキール・ラウが優勝！CS第4戦 USオープン最終日

ベティルー・サクラ・ジョンソン、イズキール・ラウ Photo WSL/KennyMorris

イズキール・ラウ「この優勝はアンディ・アイアンズやサニー・ガルシア、そして全てのハワイアンの為のもの」

ハンティントンビーチ、カリフォルニア/USA – WSL CS第4戦 USオープン最終日において、日本人ハーフであるベティルー・サクラ・ジョンソン（HAW）と、イズキール・ラウ （HAW）が優勝。サクラ・ジョンソンとラウは、Challenger Seriesのシーズン中盤で、Championship Tour (CT)に復帰する為の重要な勝利を収めた。

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ベティルー・サクラ・ジョンソン CSランキング4位へ

サクラ・ジョンソンは、オーストラリアの元CTエリート、メイシー・キャラハンと対戦。キャラハンはオープニングで5.67ptを出し先制されるも、サクラ・ジョンソンすぐに反撃に入りその5分後にはリードを取り返す。その後も17歳、2022年のCTルーキーは、落ち着いた対応で波のリズムに合わせたスムースなサーフィンを披露し、着実にスコアを重ね伸ばし続ける。勢いに乗ったサクラ・ジョンソンは中盤にこのヒートのハイエストスコア6.93ptを出しリードを広げ、更に後半残り7分で5.09ptを駄目押し、CS 2勝目を飾った（関連記事：日本人ハーフ16歳ベティルー・サクラ・ジョンソンが初優勝！CS最終戦ハレイワ・チャレンジャー最終日 ハイライト映像）。

サクラ・ジョンソン「ハンティントンでの長い1週間でしたが、必要なサポートは全て揃っていて健康管理も上手くできました。これまでこの試合に向けたトレーニングをしてきましたが、優勝できてとても幸運です。皆が見ているチャレンジャー・シリーズで最も大きなイベントの1つである、USオープンでの優勝は大きな自信になりました。ずっとここで勝ちたいと思っていたので、今日それが実現できて本当に嬉しいです。」

▼サクラ・ジョンソンはCSランキングを4位に上げ、CTへのリクオリファイを目指す。

イズキール・ラウ CSランキング3位へ

男子ファイナルは、ハワイのイズキール・ラウとブラジルのジョアオチアンカが最後の数秒までぶつかり合い、ハラハラドキドキの展開となった。ヒート前半はキアンカが主導権を握っていたが、ラウが残り10分、ニード4.80 ptでサイズのあるセットを掴み、バックサイドに２回クリティカルヒット、これが6.90ptで逆転。キアンカはパワフルなレイバックとインサイドハックで応戦し6.23ptをスコア。残り1分、キアンカはもう一度スコアを伸ばすチャンスを得たが惜しくも失敗し、ラウが優勝を飾った。これによりラウはCSランキングを3位までランクアップした。

イズキール・ラウ「USオープンは、子供の頃からずっと見てきた大会なので、優勝したいとずっと思っていました。私のお手本だったアンディ・アイアンズが以前 優勝しました。この優勝は彼やサニー・ガルシア、そして全てのハワイアンの為のものです。ベティルーが優勝した時、もう自分次第だ、これを優勝で終わらせなければと思いました。」

本大会5位となった都筑有夢路は順位を12位上げて16位となった。7試合中4試合のトータルポイントでCTクオリファイが決定する。4戦が終了しているが、まだ誰にもチャンスはある状況となっています。

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